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勇者「こたつは世界を救う」魔王「マジヤバい」#前編 【ほのぼの】


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1327895593/

勇者「こたつは世界を救う」魔王「マジヤバい」#前編
勇者「こたつは世界を救う」魔王「マジヤバい」#後編




1 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 12:53:13 ID:CiwHQyl.

魔王「こたつに緑茶に羊羹」

勇者「そしてみかん」

魔王「落ち着くわー」

勇者「なー」



2 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 12:59:08 ID:CiwHQyl.

勇者「おっさん二人がこたつでだらだら」

魔王「むさ苦しい」

勇者「でも止められない」

魔王「いいのかねー」

勇者「いいんじゃね? いい歳してケンカでケリつけるとかバカバカしすぎ」

魔王「まあねー」

勇者「あ、みかん取って」

魔王「ヘイ!」ポイッ

勇者「ヘイ!」パシッ





3 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 13:46:29 ID:CiwHQyl.

魔王「人間の発明は侮れないなー」ヌックヌクヤゾ

勇者「魔族は魔法使えんじゃん」

魔王「ダメダメ、料理とかはいいけど暖房じゃ魔力切れたらアウトだもん」

勇者「そっかー」

魔王「結局暖炉使ってるけど、あれ部屋が広いと意味ないしさ」

勇者「こたつ最強だな」

魔王「マジヤバい」



6 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 15:19:28 ID:CiwHQyl.

勇者「きんつば」

魔王「うまいわー」

勇者「そういやさっき側近の嬢ちゃんに会ってよ」

魔王「襲われなかった?」

勇者「生八橋を囮にして逃げてきた」

魔王「ちょっと奪い返してくる」

勇者「と言いつつこたつから微動だにしない魔王である」

魔王「動きたくないもん」

勇者「きんつばで我慢してくれ」

魔王「まあきんつばもうまいしね」



7 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 15:30:59 ID:CiwHQyl.

魔王「側近で思い出したけど、賢者ちゃんはどうしたの?」

勇者「なんか資格試験の勉強してえんだと」

魔王「真面目な子だねー」

勇者「融通きかねえけどな。未だにお前倒す方法も探してるみてえだし」

魔王「勇者じゃなきゃ無理なんだけどなー」

勇者「しかもその俺がやる気ゼロだしな」

魔王「こたつのせいで?」

勇者「こたつのせいで」



9 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 18:28:39 ID:CiwHQyl.

勇者「こたつのこの魔力を何かに生かせないだろうか」

魔王「世界平和とか?」

勇者「魔王がそれを言うのか」

魔王「今はただのしがないおっさんだからねー」

勇者「まさか数百年に及ぶ対立がこたつで収束に向かおうとは」

魔王「こたつマジヤバい」

勇者「そして出られない」



10 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 20:12:41 ID:CiwHQyl.

魔王「勇者がこたつ背負って殴り込んできたときは何事かと思ったよ」

勇者「魔界さみいんだよふざけんな。薄暗いしじめっとしてやがるし」

魔王「文句は女神のアホに言ってくださーい」

勇者「なんのこっちゃ」

魔王「あのアマ「女神ちん寒いの苦手だからぁ、寒いのは全部遠くに行ってほしいな☆」
    とか抜かして魔界に冬を押し付けやがったんだよ」

勇者「なにそれこわい」



12 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 20:20:23 ID:CiwHQyl.

魔王「以来魔界はずっと冬なわけさ」

勇者「そして人間が魔界の一部まで領土拡大した結果としてこたつが誕生したわけだな」

魔王「災い転じてなんとやら」

勇者「こたつマジ最高」

魔王「早急に広めたい」

勇者「実は騎士団の魔界拠点にも置いてあるんだけどな」

魔王「うん」

勇者「全員こたつに引きこもって出てこねえんだよ」

魔王「こたつすげえ」



14 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 20:25:27 ID:CiwHQyl.

勇者「いっそ女神もこたつに押し込めばいいんじゃね?」

魔王「いや、下手すると人間界まで冬にするぞあいつ」

勇者「マジか」

魔王「うん」

勇者「あー……しかしぬくいなぁ」

魔王「眠くなってくるよねー」

勇者「脱水症状にお気を付け下さい」

魔王「ならなくても肌がカッサカサに……」

勇者「考えるだけで恐ろしい……」

魔王「でも出たくない」

勇者「同意せざるをえない」



15 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 20:51:49 ID:CiwHQyl.

勇者「あ゙ー……、女神のチチもみてえー!!」

魔王「は!?」



16 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 20:55:03 ID:CiwHQyl.

勇者「いやさあ、あいつツラとおっぱいだけは立派なモンだろ?」

魔王「あ? あぁ、うん、確かに」

勇者「チビのくせにな」

魔王「チビのくせにね」

勇者「だから、こたつの同じところに二人で入っても余裕あるじゃん」

魔王「膝の上ってことかい?」

勇者「そうそう」



17 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 20:57:41 ID:CiwHQyl.

勇者「そうするとほれ、眼下には男のロマンがぶら下がってるわけだよ」

魔王「なるほど」

勇者「揉むだろ」

魔王「揉むわな」

勇者「でも乳首には触れないのが俺の流儀」

魔王「どんな紳士よ、わかるけど」



18 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 21:19:32 ID:CiwHQyl.

勇者「やべえみなぎってきた」

魔王「落ち着け、僕を見るんだ」

勇者「…………」

魔王「…………」

勇者「うん、萎えた」

魔王「なんだろう、自分で言っておいて謎の敗北感が」



19 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 21:21:50 ID:CiwHQyl.

勇者「みかん延々食ってるとさ、爪が黄色くなるよな」

魔王「なるなる」

勇者「匂いを嗅ぐとヤバいぜ?」

魔王「ふむ」

魔王「……」クンクン

魔王「oh...」



20 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 21:24:28 ID:CiwHQyl.

魔王「てか気付いたらみかんがふた箱消えてるんだけど」

勇者「やっべ食い過ぎじゃん俺ら」

魔王「ゴミ箱がえらいことに……」

勇者「しかもみかんのストックがない」

魔王「誰か持ってきたりしないかなー」

勇者「買ってくりゃいいじゃん」

魔王「こたつから出ろと?」

勇者「無理だな」

魔王「無理むり」



21 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 21:42:10 ID:CiwHQyl.

魔王「側近でも呼ぼうか」

勇者「できれば和菓子狂いの相手はしたくないなあ」

魔王「でも他にみかん持ってきてくれそうな子いないしなー」

勇者「魔王なんだから適当に魔族捕まえて命令すりゃいいじゃん」

魔王「みんな非番だからその適当な魔族がいないんだわ」

勇者「おい俺仮にも勇者だぞ、無警戒すぎんだろ」

魔王「まあこたつがあるし」

勇者「……俺は何故今納得してしまったんだろうか」



22 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 21:46:50 ID:PcqlbCNg

こたつなら仕方ない




23 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 21:51:20 ID:CiwHQyl.

勇者「てかそもそもどうやって側近呼ぶんだよ」

魔王「ここにくるみゆべしがあります」

勇者「あるなあ」

魔王「おおっと手が滑ったあ!」ブンッ

勇者「投げた!?」

 ダダダダダダダダダダッ

側近「だりゃああああああああああッ!!」

 ズサアァァァァァァァァァァァッ!!

魔王「ナイスキャッチ!」

勇者「すげえ!」

側近「何考えてんですか! 何考えてんですか!」



24 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 21:55:37 ID:CiwHQyl.

魔王「まあまあ落ち着きなさいよ」

勇者「そうそう、小皺が増えるぞ」

側近「私はまだ十代です! つーか和菓子投げるとか何考えてんですか!」

魔王「ゲシュタルト崩壊してきた」

勇者「崩壊はえぇな」

側近「ちょっと聞いてるんですか二人とも!」

勇者「まあまあ笹団子でも食べなさいな」

側近「わーい!」



25 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 21:59:06 ID:CiwHQyl.

側近「……」モキュモキュ

魔王「しまった、側近までこたつに入ったらみかんを持ってくる役がいなくなるじゃん」

勇者「おお、やっちまった」

側近「ふぇんひゃひゃんよえあいいにゃりゃいえふか」モキュモキュ

魔王「食べながら喋るんじゃありません」

勇者「しゃあねえ、電話すっか」

魔王「聞き取れたのか!?」



26 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 22:10:37 ID:CiwHQyl.

 トゥルルルルル…

『もしもしドッピオです』

勇者「ヘイ賢者」

賢者『お掛けになった電話番号は現在使われておりますん』

勇者「どっちだよ」

賢者『何の用? 今腹筋スレ考えるので忙しいんだけど』

勇者「資格の勉強はどうした……まあいいや。暇ならみかん十箱買って魔王城来てくんね?」

賢者『何それ多い』

勇者「多いか?」→魔王

魔王「多いかな?」→側近

側近「足りないんじゃないですか?」→勇者

勇者「じゃあ二十箱で頼むは」

賢者『増えてるよ!?』



27 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/30(月) 22:15:42 ID:CiwHQyl.

勇者「これで後は待つのみだな」

魔王「暇だしみかんないしどうしようか」

側近「ありったけの和菓子を下さい」

勇者「さっきもう食べたでしょ」

側近「ボケた老人みたいに言わないでもらえます?」

魔王「よし、しりとりしよう」

側近「脈絡もないですね」

勇者「猫はこたつで丸くなる」

魔王「類は友を呼ぶ」

側近「あれっ、始まってる!?」



28 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/31(火) 01:13:25 ID:46VsKQbE

勇者「あー……参った、眠いわ」

魔王「しりとりすらめんどいわ……」

側近「始めたばかりなのに?!」

魔王「横になろうそうしよう」ゴロン

勇者「俺も」ゴロン

側近「眠いどころか寝る気満々じゃないですか! 賢者ちゃん来たらどうする気ですか!」

魔王「任せる。おやすみー」

勇者「おやすみー」

側近「ちょっとおおお!?」



29 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/31(火) 03:44:03 ID:46VsKQbE

魔王「すぴー……」

勇者「ぐごー……」

側近「早っ!」

側近「――はっ、今なら勇者を始末できるのでは?」

側近「ああしかしこの男を消したら私の和菓子が手に入りにくくなってしまうし……」

側近「そもそもおこたから出てまでSATSUGAIするのも面倒だし」

側近「……あー、あったまるうぅ」

側近「城内は寒いから余計に……はふぅ……」



30 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/31(火) 03:48:49 ID:46VsKQbE

側近「そだ、さっき貰った生八橋食べよ」

側近「おこたにもぐって和菓子をつまみながら緑茶を啜る」

側近「はあぁ~……幸せぇぇ……」フニャ~

側近「賢者ちゃんがみかん持ってくるって言ってたし、今日はもうのんびりしようかなぁ」

側近「みかんまだかなー」



31 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/31(火) 03:56:39 ID:46VsKQbE

側近「ふやー……」ウトウト…

<ピンポーン♪

<ゴメンクダサーイ!

側近「ふぁ?」

<モシモーシ!キコエテマスカー?

側近「あー……あ、そうだ賢者ちゃんだ。玄関開けないと……」

側近「うぅ……おこたから出たくないよぅ……」

<アレー?イナイノカナー…

側近「……そうだ、使い魔を喚べば」

側近「℃¥$¢£%#&*@§☆」モニョモニョ

 ぽんっ

使魔(ミニドラゴン)「キュイ?」

側近「玄関開けてきてー」

使魔「キュイッ」



33 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/31(火) 10:31:17 ID:46VsKQbE

<わっ、使い魔ちゃん久しぶり!

<キュイ♪

<あ、みかん持ってくれるの? 重いよ?

<キュイッ!

<おおぅ、力持ちすなあ

<キュイキュイ♪

賢者「ヘロー、来たよー」

側近「いらっしゃーい」

賢者「って魔王も叔父さんも寝てんじゃんか……わざわざみかん買ってきたのに」

側近「全てはこたつのせいです」

賢者「こたつのせいかー、じゃあ仕方ない」

側近「入る?」

賢者「入る入る。外死ぬほど寒いんさ」



34 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/31(火) 12:18:23 ID:46VsKQbE

賢者「あ゙ーめっちゃぬくいわ」

側近「とか言いながらなんで隣に入るんですか……」

賢者「おっさんの隣に入れと申すか」

側近「向かいが空いてるでしょ」

賢者「(・ω・)やだ」

側近「狭いですってば」

賢者「ならばもっとくっつくのだァーッ!」

側近「ああもうっ」



35 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/31(火) 12:45:23 ID:46VsKQbE

賢者「はーヤバい、幸せ……」

側近「抱きつきながら言われると他意を感じるんですが……」

賢者「だって目の前に側近ちゃんのおっぱいがあるんだよ?」

側近「離れてくださいよ」

賢者「百合百合しようず」

側近「離れろ……離せ!」



36 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/31(火) 12:56:02 ID:46VsKQbE

賢者「ぐぬぬ……おっぱいぃぃ」ギギギ…

側近「は・な・れ・ろおお!」ギリギリ…

賢者「脱力!」スッ

側近「にょわあっ!」バタッ

賢者「ふふふ、側近ちゃんに押し倒されちまったぜい」ギューッ

側近「ちがっ、ていうか離して!」バタバタ

使魔「キュイ」

側近「あ! 使い魔、賢者ちゃんひっぺがして!」

賢者「使い魔ちゃんおいでー、ぬっくぬくだよー」

使魔「キュイッ」

側近「なんでそっちに行くのおおお!」



37 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/31(火) 15:23:05 ID:46VsKQbE

賢者「ふひひひひ、家族みたいすなあ」

使魔「キュイッ♪」

側近「……もう」ナデナデ

賢者「お、おぉ? おーぅ」ナデラレ

側近「あんまり変なことしないで下さいよ?」ナデナデ

賢者「約束しかねるっ」キリッ

側近「はぁ……」ナデナデ

賢者「♪」

使魔「zzZ...」



38 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/01/31(火) 15:29:17 ID:46VsKQbE

魔王「……起きたら側近と賢者ちゃんが使い魔と一緒に抱き合っておやすみしてた件」

勇者「撮影はまかせろー!」

魔王「焼き増し頼んだ」

勇者「一枚五千な」

魔王「そこをなんとか!」

勇者「にしても賢者は相変わらず側近ちゃんらう゛だな」

魔王「初対面でいきなり「ボクの子供を産んで! ボク女の子だけど頑張るから!」だもんなー」

勇者「声真似うめえな無駄に」

魔王「魔王の半分は無駄でできています」

勇者「切ない」



40 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/01(水) 05:37:43 ID:3Z7PE49M


魔王「ふと気付いたんだけど」

勇者「みかんのうまさに?」

魔王「違う。いやうまいけど」

勇者「こたつにはみかん。こたつといえばみかん」

魔王「これであと十年は戦える」

勇者「で、何に気付いたって?」

魔王「いや賢者ちゃんが僕をまだ倒したい理由」

勇者「あぁ」

魔王「さては側近を奪う気だなっ!」

勇者「他にないな」

魔王「仮にも魔王なので、どうせならもっとでっかい理由で消されたい」

勇者「世界征服とか?」

魔王「どっちが魔王やねん」



41 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/01(水) 12:43:38 ID:3Z7PE49M

魔王「こたつ広めたいっつったじゃん?」

勇者「ああ」

魔王「実はこの前魔界各地にお試しで送りつけたんだよ」

勇者「ほほう」

魔王「獣将の堕ちる様がヤバかった」

勇者「獣将?」

魔王「前ちょっと小競り合いしてたろ、あの猫耳の」

勇者「むっちりふとももの?」

魔王「あれはいいものだ……」

勇者「色々と挟まれたい……」

魔王「胸は残念だけどね」

勇者「天は二物を与えずということか、くそっ」



42 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/01(水) 12:47:43 ID:3Z7PE49M

魔王「もしこたつに入りながらあのふとももまくらで眠れたら僕はもう」

勇者「待て、耳掻きも必須だ」

魔王「……たまらんな」

勇者「……昇天できるな」

勇者「で、あの姉ちゃんがどうしたって?」

魔王「ここに彼女が陥落するまでを収めたブルーレイがあります」

勇者「いくらだ!」ガタッ

魔王「落ち着け!」



43 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/01(水) 12:51:15 ID:3Z7PE49M

勇者「そうだな、まずは中身を確かめなければ」

魔王「だが問題がある」

勇者「何?」

魔王「再生機器が隣の部屋にしかない……」

勇者「こたつから出ろというのか……」

魔王「それ以前に側近と賢者ちゃんがいるから」

勇者「ヤバいな」

魔王「側近にまで軽蔑されたら僕もう死ぬと思うんだ」

勇者「死なないけどな」

魔王「まあ魔王だしね」



45 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/01(水) 15:26:31 ID:3Z7PE49M

魔王「なんとかこたつから出ないで再生機器をもってこれないかなー」

勇者「いっそ国王でも呼ぶか」

魔王「パシリ?」

勇者「パシリ」

魔王「勇者にパシらされる国王とか……」

勇者「付き合い長いからな」

魔王「そしてこたつに集うおっさん三人組」

勇者「むさ苦しい……」

魔王「ついでにビールでも頼む?」

勇者「つまみは?」

魔王「チータラと柿ピー」

勇者「後は野郎に任せるか」



46 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/01(水) 16:01:06 ID:3Z7PE49M

 トゥ…プッ
『ヘイ!』

勇者「うおっ!?」

勇者「出んのはええよハゲ」

国王『国王相手になんたる言い種。なんか用か?』

勇者「これこれしかじか」

国王『よーしふざけんな』

勇者「いいから来いよハゲ」

国王『ハゲてねえよ! ちょっとデコが広いだけだ!』

勇者「悪かったな江頭」

国王『ドーン! って馬鹿!!』

勇者「で、来るの来ねえの?」

国王『獣将たんは俺の嫁』

勇者「録 音 完 了」

国王『やめて!』



47 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/01(水) 18:30:31 ID:3Z7PE49M


 ‥‥‥

国王「(´・ω・`)やあ」

勇者「顔膨らんでんぞ」

国王「(´・ω・`)バイクで来たんよ」

勇者「ご苦労」

国王「人間界中探しても国王にパシリやらせんのなんてお前くらいだぜぇ……」

魔王「どんまい」

国王「ほれ酒と肴。後で金払えよなお前ら、こっち今月厳しいんだから」

魔王「あれ、国王って小遣い結構貰ってなかったっけ?」

国王「秘蔵のケモッ娘調教モノ同人誌が嫁にバレた……」

勇者「マジか……」

魔王「そりゃあ……」



50 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/02(木) 10:26:59 ID:kOc/nbpM

国王「なのでケモッ娘成分が不足して悪政に走りそうです」

魔王「何中毒さ……」

国王「さあ俺の獣将たんを出せ! 早くしろ! 間に合わなくなっても知らんぞ!!」

勇者「じゃあ隣の部屋からプレーヤーとテレビ持ってこい」

国王「まかせろー!」バリバリ

魔王「マジックテープどこから出した」

国王「そこは「やめて!」だろぉ?」

勇者「いいから行ってこいよ」

国王「寒いのに……クソッ」



51 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/02(木) 12:50:26 ID:kOc/nbpM

国王「俺超働き者じゃね? 褒めていいぜ?」

魔王「かくして準備は整った」

勇者「しかし最後の関門が一つ」

国王「無視か無視なのか」

魔王「まあまあ、とりあえずこたつに入りなさいな」

国王「おう」

側近「くぅ……くぅ……」
賢者「んー……ふひひ……」
使魔「zzZ...zzZ...」

国王「――はっ! 天使!?」

勇者「ちげえよ」



52 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/02(木) 21:37:02 ID:kOc/nbpM

国王「なるほど、二人が言いたいことを言葉ではなく心で理解した」

魔王「はい」

勇者「はい」

国王「いや……はい、て」

魔王「それで、どうしようか」

勇者「起こせば獣将を観ることが叶わず、寝かせたままでも急に起きるリスクがある」

国王「もしも獣将たんの盗撮ビデオなんて見てるのが見つかったら……」

魔王「僕ら全員……社会的に、死ぬッ!」

国王「くそっ! ここまできて……ここまできて!!」

勇者「うろたえるな国王! 訓練されたおっさんはうろたえない!」

国王「1、3、5、7、9、11、13……」

魔王「それは奇数だよ」



53 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/03(金) 12:26:58 ID:QV96393g

国王「あ、閃いた」

勇者「言ってみろ」

国王「…………」
 スッ
っ猫耳カチューシャ

魔王「…………」
勇者「…………」

国王「…………」
 スチャッ

側近(猫耳)「くぅ……くぅ……」
賢者(猫耳)「すぴー……ひゅるるるるる……」

国王「……」ぐっ!

勇者「死ね」
魔王「ゆっくり死ね」

国王「なんだと!?」



55 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/03(金) 15:29:45 ID:QV96393g

勇者「誰にでも猫耳、猫耳、猫耳……貴様それでもケモッ娘萌えか!」

魔王「そうだそうだ!」

国王「くっ、痛いところを……! だが似合うだろ? 似合うだろ!」

勇者「甘い……安い生クリームより甘いぞ、国王ッ!」

国王「何ッ!?」

魔王「勇者、言ってやって」

勇者「もちろんだ。……国王、いいかよく聞け」

国王「……」ゴクリ

勇者「賢者には、 犬 耳 だ ろ う が ッ!!」

国王「――――ッ!!」ピシャーン!!



56 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/03(金) 15:38:36 ID:gzZ.mNGI

ΩΩΩ Ω な、なんだtt




57 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/03(金) 21:57:24 ID:QV96393g

魔王「まずは落ち着いて話そうか。ほいお茶」

勇者「どうも」

国王「どうも」

魔王「…………」ズズー…

勇者「…………」フーッ、フーッ、ズ…フーッ! フーッ!

国王「…………」グイッ

魔王「ふう」

勇者「あっつ……」

国王「え、ぬるくね?」

魔王「あ、ごめん国王のだけペットボトルのだったわ」

国王「イジメか」



58 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/03(金) 22:02:45 ID:QV96393g

魔王「杏仁豆腐食べる?」

勇者「おう」

国王「なんでンなもんあんだよ……」

魔王「さあてね」

勇者「あーうめえ」

魔王「甘いわー」

国王「おい、味しねえぞおい」

魔王「あ、ごめん国王のだけ絹ごし豆腐だったわ」

国王「泣くぞ」



59 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/03(金) 22:11:16 ID:QV96393g

国王「つうか本題に入ろうぜ?」

勇者「ふぁあはへ。ひあふあまうっえうああ」

魔王「食べながら喋るなよ」

国王「脈絡もなくすあま食ってんじゃねえよ!? しかも口に詰め込みすぎだ!!」

勇者「ング……うるせえな、賢者たちが起きちまうだろが」

国王「くっ、この野郎……ッ」

魔王「あとはちんすこうとくるみゆべしと折り餅と温泉饅頭と」

国王「出すなしまえ!」



60 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/03(金) 22:24:25 ID:QV96393g

国王「結局栗羊羹に落ち着くのか……」

魔王「こたつ・緑茶・栗羊羹」

勇者「完璧だ……」

国王「こたつときたら猫だろJK」

勇者「絶えろ」
魔王「滅びろ」

国王「なんなんだ俺のこの扱いは!」

魔王「とりあえずビール開けようか」

勇者「ああ忘れてた。ぬるくなってねえか?」

魔王「冬場だしモウマンタイだよ」

勇者「お前も古いな……」

国王「聞けよ」



62 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/03(金) 22:30:46 ID:QV96393g

三人「「「乾杯ッ!」」」

勇者「っかー! しみるわ!」

魔王「ビールは一口目が至高だよね」

国王「同感だがちゃんと金払えよ」

魔王「はいはい」

勇者「さて、そんじゃそろそろ語ろうか」

国王「ようやくか」

魔王「あ、焼酎あるじゃん」

勇者「緑茶割りでもいくか?」

魔王「いいね」

国王「オイコラ」



63 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/03(金) 22:45:35 ID:QV96393g

勇者「賢者には犬耳だ。これは譲らねえ!」

国王「いきなり語り出しちゃったよ……」

勇者「確かに賢者は一見気まぐれだ。
    つかみどころがないようにも思えるし、扱いがとことん面倒くさい!」

魔王「うんうん」
国王「まあな」

勇者「しかしながら、ここは賢者の側近ちゃんに対する一途さに注目してほしい」

国王「ふむ……」
魔王「うん」

勇者「そこに側近ちゃん在らば一直線に駆けつける様はまさに犬!
    側近ちゃんに甘える姿はさながら飼い主にじゃれつく子犬が如し!」

魔王「うんうん」
賢者「いやはや」

勇者「普段は人の話を聞かないのに側近ちゃんの言うことはわりと聞くあたりに
    忠犬が主のみに付き従うかのごとき忠誠心を感じます!」

国王「何故に敬語?」
魔王「気迫は伝わってくるけど」



64 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/03(金) 22:53:55 ID:QV96393g

勇者「というか単に俺が賢者×側近ちゃんの下克上萌えなだけなんだけどな!
    賢者に押されてオロオロしちゃう側近ちゃんマジ天使!」

側近「悪魔なんですけど……」
魔王「悪魔っ娘もいいものです」

国王「まあなんとなく言いたいことはわかった」
賢者「おじさんマジアホだなー」

使魔「キュイ」

魔王「せっかくだし犬耳つけてみる?」

賢者「それを側近ちゃんが望むならばッ!」

国王「あ、確かに犬だわ」

側近「納得しちゃうんですか!?」



65 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/03(金) 23:00:54 ID:QV96393g

国王「…………ん?」

勇者「賢者、許す、押し倒したまえ!」

賢者「あいあいさー!」

側近「なっ!? ちょ、止めて下さい! んあっ!?」

魔王「おっぱい! おっぱい!」
勇者「おっぱい! おっぱい!」

賢者「ふひひひひひ! さあ観念するがよかろうなのだァーッ!!」

側近「ぁ、や! そこは……んんっ! も、やだあ!!」

勇者・魔王「「おっぱー(・∀・)(∀・ )(・  )(  )(  ・)( ・∀)(・∀・)―いッ!!」」

賢者「ィイヤッホオオォォォォォォォォォォウ!!」

国王(……状況についていけん!)



67 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/04(土) 15:16:38 ID:axcD9zN.

魔王「大変だ。賢者ちゃんが側近を拉致して寝室に突っ走っていった」

勇者「カメラは! カメラはないのか!?」

魔王「実は昨日側近にバレて……」

勇者「ファック! 何てことだ! 神は我々を見放したのか!!」

国王(やべえ、テンションについていけねえ……)

国王(ビールうめえな)



69 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/04(土) 18:30:26 ID:axcD9zN.

国王(……あれ、今チャンスなんじゃね?)

国王「なあ、今のうちに獣将たん観ようぜ」

勇者・魔王「「馬鹿野郎ッ!!」」カッ!!

国王「!?」ビクッ

勇者「お前はいつもそうだ! 何もわかってねえ! 何もわかってねえ!」

魔王「ビデオなんていつでも見れる! でもカメラがない今!
    側近と賢者ちゃんのイチャラブを見るチャンスは今しかないんだ! 今しかないんだ!」

国王「二回ずつ言うなよ……なんだこいつらこえぇ……」



70 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/04(土) 20:25:23 ID:axcD9zN.

勇者「落ち着いて考えてみろ国王」

国王「お前らが落ち着けよ……」

勇者「側近ちゃんの幼さが残りながらも女性を感じさせる魅惑的な肢体、
    その徴たる二つの母性はメイド服の上からでさえその存在を主張している」

魔王「揉みたい」

勇者「揉みたい」

勇者「そして雪国ゆえか日焼けもなくシミ一つない
    まるで降り積もったばかりの白雪のような輝かしく美しい肌」

勇者「舐めたい」

魔王「舐めたい」

勇者「しかし彼女の魅力はその二つだけにとどまらない!
    髪を結い上げているがゆえに見える魅惑のうなじ!
    形がよく張りを感じさせる高等な美術品のような腰と尻!」

魔王「尻!」

勇者「尻!」



71 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/04(土) 20:27:19 ID:axcD9zN.

国王(どうしよう、本格的にキモい)

勇者「そして獣将に勝るとも劣らないむっちむちの太もも!」

魔王「太もも!」

勇者「太もも!!」

魔王「太もも!!」

勇者「ウウオアアー―――――ッ!!」
 ビリビリビリィッ!!

国王「服を破いた!?」

魔王「ふっともも! ふっともも! ふっともも! ふっともも!」

勇者「ふっともも! ふっともも! ふっともも! ふっともも!」

魔王「ふっともも! ふっともも! ふっともも! ふっともも!」

勇者「ふっともも! ふっともも! ふっともも! ふっともも!」

国王「なんだこれ……」



73 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/04(土) 20:40:04 ID:axcD9zN.

勇者「ふぅ、つい我を忘れちまったぜ」

魔王「ははは、全くだ」

国王「その「ふー、いい仕事したなー」って顔を止めろ」

勇者「はあ? おいおいまだ側近ちゃんの魅力の一割も語っちゃいねえぜ?」

魔王「言うだけ無駄さ勇者……
    彼は結婚して牙を抜かれた獣、戦う場所を失った哀れな敗残兵なんだ」

国王「童貞が何言ってんだ」

勇者・魔王「「童貞言うな!!」」

勇者「いいぜ国王……
    テメェがまだ側近ちゃんの魅力を理解できねえってんなら……まずはその幻想をぶち殺す!!」

国王「いや意味わかんねえから」

魔王「僕が言ってみたかったのにー」

勇者「めんご」

魔王「まあひとまず側近の話は」

勇者・魔王「「置いといて」」ヨッコラセックス

国王「置くのかよ」



74 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/04(土) 20:53:59 ID:axcD9zN.

魔王「側近がマジ天使なのは言わずもがな。
    しかし今はそこに賢者ちゃんが関わってくるのが重要なんだ!」バンッ

魔王「賢者ちゃんは知っての通り肉体的には未成熟。背も低ければ胸も控えめ……だがそれがいい」

国王「ロリコンか……」

魔王「それは褒め言葉だよ」

魔王「賢者ちゃんのおっぱいはまさしく「ふくらみかけ」だ。
    ブラを必要としないそのサイズゆえに素肌にシャツ一枚というガードの緩さ。
    しかも背伸びして大きめの服を着ているせいでダボダボ。
    ほんの少し前かがみになるだけでこっちが前かがみになる始末さ!」ガンッ

国王「こたつを叩くな」

魔王「未成熟ゆえの丸っこさはあるものの、手足はすらりと伸びたまらなく魅惑的だ!
    正直彼女を見ている間はずっと勃起している! 暴発したこともある!
    あの年頃の体格バランスはまさしく凶器だよ!!」

国王「俺にはお前の言ってることがわかんねえよ……」

勇者「ふっ、所詮既婚者か……」

国王「なんで下に見られてんだ俺」



76 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/04(土) 21:01:46 ID:axcD9zN.

魔王「さらに! さらに! あの活発な性格ゆえに健康的に日焼けした肌! 日焼けした肌!」

魔王「いっそ僕が白く染め上げたい!!」

国王「死ね変態!!」

魔王「ありがとう!!」

魔王「そして人懐っこい性格ゆえの激しいスキンシップ! ちらりと見える鎖骨!
    時にはパンツどころかおへそや乳首すら拝めるほどの躍動!
    迸る汗! 上気する肌!ああ抱きしめたい! 抱きしめて欲望の限りに汚したい!!」

勇者「許す!」

国王「許すな!!」



78 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/04(土) 21:07:18 ID:axcD9zN.

魔王「でもね……それらの魅力を引き出すのは、常に側近なんだよ……」フッ…

勇者「魔王……」

国王「おいなんだこの空気、おい」

魔王「僕は結局手が届く距離にいながら、
    側近の傍で美しく輝く賢者ちゃんを何もせずに眺めることしかできないのさ……」

国王「なんか悲しい話、なのか?

勇者「魔王、泣くな……仕方ないんだ……」

魔王「まあ最高に興奮するんですけどね」キリッ

勇者「ですよねー」

国王「テメェら俺の同情心を返せ」



79 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/04(土) 21:34:37 ID:axcD9zN.

魔王「そんな魅力いっぱい元気いっぱいな賢者ちゃんが側近を責め立てるんだぜ?」

魔王「新雪のような肌を本能のまま蹂躙して自分色に染め上げていくんだぜ?」

魔王「ヤバいテンション上がってきた。脱いでいい?」

国王「脱ぐな着てろ」

勇者「俺は?」

国王「風邪引いてこじらせて苦しんで死ね」

魔王「薄暗い寝室、しわだらけになったシーツ」

勇者「蹴飛ばされた毛布、響く息遣い」

魔王「熱くなった肌、汗の香り、潤んだ瞳」

勇者「必死の抵抗も虚しく蹂躙され、
    未知の快楽に溺れかけながらも必死に自分を保とうとする側近ちゃん」

魔王「側近を追い詰めようと追撃を開始する賢者ちゃん」

勇者「混ざり合う体温、溶け合う心」

魔王「ただ求められるばかりだった側近は、いつしか自らもむさぼるように……」



80 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/04(土) 21:38:59 ID:axcD9zN.

国王「……使い魔君、俺にはこいつらが何を言ってるのか理解できないんだ……」

使魔「キュ?」

国王「…………ふむ」

国王「おいお前らこっち見ろ」

魔王「何?」
勇者「んだよ今いいとこ――」


使魔「キュイ?」キャルーン


勇者・魔王「「う、うわあああああああああー――――――っ!!」」
 シュワアァァァァァァァァァァァァ……
(何かが浄化される音)



81 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/04(土) 21:44:37 ID:axcD9zN.

勇者「よく考えたらこたつから出るとかマジありえねえわ」

魔王「たとえ明日世界が滅びたとしても断固として出たくないよねー」

国王「よしよし、使い魔君にはくるみゆべしをあげよう」

使魔「キュイ♪」

魔王「ビデオどうする?」

国王「あーもういいよ、そんなテンションじゃねえし」

勇者「んじゃとりあえず飲み直すか」

魔王「ほいほい」

「「「乾杯っ」」」



82 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/04(土) 22:15:29 ID:axcD9zN.

魔王「やわらかビーフジャーキーってあるじゃん」

勇者「おう」

魔王「これ味変わった?」

国王「あー、どうかな。確かに昔はもっと辛かったような」

勇者「別のメーカーのなんじゃね?」

魔王「あー」

国王「チータラは安定感がある」

勇者「そいつと柿ピーは外せねえな」

国王「裂けるチーズっていつからあるんだっけ?」

魔王「側近が小さい頃にはもうあった気がするなー」

勇者「チーザ結構うまいな」

魔王「てかチーズ系多くない?」

国王「文句は■ーソンに言ってくれ」



83 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/04(土) 22:21:20 ID:axcD9zN.

魔王「スーパードライ」

勇者「一番搾り」

国王「スミ■フアイス」

勇者「お前……一人でカクテル飲んでんじゃねえよ」

国王「いいだろ、好きなんだよ」

魔王「それ甘すぎない?」

国王「そうか? んなこたないと思うんだが」

勇者「まあ飲みやすいけどな。その分高ぇけどよ」

魔王「このチョリソー、チーズが入ってる」

国王「マジか、思ったよりチーズ系多いな」

勇者「パッケージくらい確認して買ってこいよ……」

国王「すまん」



84 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/04(土) 22:27:46 ID:axcD9zN.

勇者「スクリュードライバー」

魔王「ジントニック」

国王「レッドアイ」

勇者「何故必殺技っぽい名前ばっかりなのか」

魔王「秘剣☆ブルーハワイ!」

国王「何故それを選んだ!?」

勇者「絶技!XYZ!」

国王「なっ! ええっと……奥義ッ、マティーニ!」

魔王「うわしょぼっ」

国王「ブルーハワイに言われたくねえよ!」



86 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 00:56:32 ID:xpRiRc8I

魔王「パンがないならビールを飲めばいいのに」

国王「死ぬぞ」

勇者「酒は百薬の長、しかし……」

魔王「百薬には「劇薬」も含まれるのです……」

国王「つまり毒にも薬にもなるってことだな」

魔王「飲んだら乗るな!」

勇者「乗るなら飲むな!」

国王「酒は飲んでも呑まれるな!」

三人「「「ヘイ!」」」ハイタッチ



87 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 01:02:46 ID:xpRiRc8I

国王「そういや焼き鳥も買ったんだよ、パックのやつ」

勇者「タレ?」

国王「塩ダレ」

魔王「売ってるのだとタレ系しかないよね」

勇者「俺はあの甘じょっぱいタレが好きなんだがなぁ」

国王「味付け塩胡椒で炭火で焼くとうまいぞ」

魔王「ガスはダメだね、なんか違う」

勇者「まあ既製品は大概焼くってより煮てるらしいしな」

国王「それは焼き鳥なのか……?」

勇者「焼き目はついてるから、たぶん」



88 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 01:10:18 ID:xpRiRc8I

魔王「あーおでん食いたくなってきた」

勇者「うわっ、お前それ言うなよ……俺も食いてえ」

国王「たまご」

魔王「だいこん」

勇者「牛すじ」

魔王「渋いな」

勇者「うまいぞ?」

国王「ビールには一番合うかもな」

魔王「タコ足は?」

勇者「最近見ねえな」

魔王「うまいのになー」

国王「今はソーセージなんかも入ってるな」

魔王「きんちゃくは……」

勇者「あれは……うん……」

国王「当たり外れがでかいよな……」



90 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 04:41:20 ID:xpRiRc8I

魔王「そういや酒の話に戻るけど、カルーアミルクって既製品売ってないよね」

勇者「あぁ、確かに見ねえな」

国王「一応コーヒーリキュールなら酒屋で手に入るが……」

魔王「混ぜてあるやつは見ないよね」

勇者「保存の問題か?」

国王「まがりなりにもミルクだしなぁ」



91 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 07:40:00 ID:xpRiRc8I

国王「泡盛!」

勇者「お前……そんなもんまで……」

魔王「ははァん、さては初めから金回収するつもりだったね?」

国王「たりめーだ、なんで俺がおごらにゃならん」

勇者「くは、つええわ泡盛! 琉球侮りがたし!」

魔王「最近は弱いやつも普通にあるけど」

国王「まあこれはオヤジの旅行土産のマジモンだけどな」

魔王「あの道楽ジジイ今何してんの?」

国王「確か赤道一直線に一周してくるっつってたな」

勇者「何やってんだあの妖怪オヤジ……」



92 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 07:42:12 ID:xpRiRc8I

魔王「ハイボール!」

国王「ハイボール!」

勇者「ハイボール!」

三人「「「ヘイ!」」」カンッ



93 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 07:48:52 ID:xpRiRc8I

魔王「テッキーラー!」

勇者「テッキーラー!」

国王「テッキィィルアァァァ!」

勇者「テキイィラアアアア!」

魔王「テキーラ!」

国王「テキーラ!」

勇者「テキーラ!」

三人「「「テキーラ! テキーラ! テキーラ!」」」

三人「「「ヘイ!」」」カンッ



94 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 07:57:49 ID:xpRiRc8I

国王「飛騨の鬼ごろし」

勇者「辛い! 旨い!」

魔王「漬け物かなんかない?」

国王「このもん ならあるが」

勇者「五島列島……」

国王「ばらかもん」

魔王「なるもひなも僕の嫁さ!」

勇者・国王「「このロリコン」」

魔王「それは褒め言葉だよ」



95 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 08:09:04 ID:xpRiRc8I

魔王「かんころ餅食べたい……」

勇者「お前食いもんの話多いな」

魔王「食いしん坊なんだ」

国王「自分で言うかそれ」

魔王「ストーブで炙ったかんころ餅がまたうまくて」

勇者「国王、今度買ってこいよ」

国王「何で俺だよ、金ねえっつってんだろ」

魔王「あ、葛餅食べたい」

勇者「次から次へとお前……」

国王「この甘党が」



96 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 10:00:20 ID:xpRiRc8I

国王「梅酒」

勇者「ロックで」キリッ

魔王「ストレートで」ドヤッ

勇者「無意味に男らしいな」

国王「これかなり上等なヤツらしいぞ」

魔王「香りがまたなんとも……」

勇者「基本的に度数がビールより上だから酔いやすい人はご注意をば」

魔王「誰に言ってんのさ」

国王「飲みやすいからこええな」



97 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 10:04:29 ID:kHeci6GY

もうこいつらの肩書き意味ねえww



98 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 21:21:52 ID:mEToa38Y

なんかこたつっていうか屋台でたむろっている親父たちみたいな会話だな




99 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 12:34:11 ID:MdFrbEZ2

 ‥‥‥

勇者「あ゙ー、だいぶ飲んだな」

魔王「そして食ったねー」

国王「タバコいいか?」

魔王「待って灰皿が……あったあった」

国王「サンキュ」

勇者「赤ラークか、一本くれ」

国王「ほれ。魔王は?」

魔王「僕はハイライト一筋だから」

勇者「渋いな」

国王「つーかおっさんタバコだよな」

魔王「正真正銘おっさんですし」

国王「そうだった」



100 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 12:42:54 ID:MdFrbEZ2

勇者「久々に吸うと効くなぁ」

国王「なんだ禁煙してたのか?」

勇者「元々そんな吸うわけじゃねえし。種類は吸ったけどな」

魔王「例えば?」

勇者「最初はゴールデンバットだった」

国王「おっさんタバコじゃねえか」

魔王「しかもめちゃくちゃ強いし」

勇者「貰いモンだけどな。フィルターがねえから葉っぱが口ン中入って変な感じだったわ」

国王「普通はマイセン辺りから入るもんじゃねえの?」

魔王「そんなもん?」

国王「俺の周りだけか?」

勇者「魔王は最初何だったんだ?」

魔王「峰」

国王「峰……」

勇者「お前とことん渋いな……」



101 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 12:49:23 ID:MdFrbEZ2

魔王「ちょくちょく人の貰って試したけど、
    峰がなくなってからはハイライトしか吸ってないかな。あとはたまにショッポ」

国王「チョイスがすごいな」

勇者「ショッポってあれだろ、なんか箱が小さいやつ」

魔王「そうそう。軽くつけたい時にね」

国王「言うほど軽くはないと思うが」

魔王「まあハイライトで慣れてると弱いよ」

勇者「基準が既におかしい」



102 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 13:43:34 ID:BTKHvB.M

妙に面白い
褒美に差し入れだ

つ【亀の翁】



103 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 14:31:32 ID:ZgHIjJL.

支援手土産だ

っ[ハブ酒]



104 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 17:32:36 ID:Y9d6nH2A

これなんかどうだろうか

つ【妹焼酎(お湯割り)】



105 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 17:36:30 ID:Y9d6nH2A

>>104

分かってるだろうけど【芋焼酎】な。
妹から口移しで焼酎とかじゃない



106 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 18:36:12 ID:XrOAjnzo

っ【レモン】【いよかん】【ぼんたん】




107 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 23:59:21 ID:MdFrbEZ2

<ムゲーンダーイナーユーメノーアトノー♪

魔王「あ、電話だ。もしもし」

勇者「まさかのbutter fly」

国王「しかも遠藤さんバージョンか、熱いな」

魔王「え、来てんの? 何で? マジで? つーか呼び鈴鳴らそうよ」

勇者「ん、客か?」

魔王「うん。……あー、とりあえず使い魔に鍵開けさせるから上がっちゃって。はいはい」ピッ

国王「誰だ?」

魔王「女神」

勇者「よし、逃げるか」

国王「逃げんな」



108 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:09:44 ID:YWXXodsI

勇者「つーか寒いの嫌いなんとちゃうんかいあん小娘!」

国王「言いながらこたつに潜るな狭いだろが」

魔王「使い魔お願いねー」

使魔「キュイ」

国王「……なあ、この部屋に呼ぶのか? 今冷静に見たらすげえ有り様だぞ」

魔王「その点は大丈夫っぽい」

国王「なんで?」

魔王「飲みに来たらしいから」

国王「なんで?」



109 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:14:23 ID:YWXXodsI

<キュイ!

<きゃあああああ使い魔ちゃんだあああああああっ!!

<ムギュイッ!

<はうう可愛いよう可愛いよう♪ よーしよしよしよーしよしー♪

<ギュイッ! ギュイッ! ギュイッ!

勇者「……マジで来たのかよ」

魔王「声だけならかわいいのに」

国王「使い魔は犠牲になったのだ……」

魔王「いや死んでないからね?」



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