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勇者「こたつは世界を救う」魔王「マジヤバい」#後編 【ほのぼの】


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1327895593/

勇者「こたつは世界を救う」魔王「マジヤバい」#前編
勇者「こたつは世界を救う」魔王「マジヤバい」#後編




110 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:21:27 ID:YWXXodsI

女神「きゃっはー! へろへろおっさんどもー♪ みんなのアイドル女神ちゃんだよ☆」

使魔「キュイ……」グッタリ

魔王「や、いらっしゃい」

国王「よう」

勇者「……」

女神「んー? 一人返事がない人がいるね☆ ステータス異常かな♪」

魔王「なんか楽しそうだね」

女神「だってぇ、こーんなクソ寒いところにおっさんが三人も固まって酒盛りとか、
    ぷふふー♪ 女神ちゃん大ウケなのだよ☆」

国王(うわ、うぜえ)

勇者「あー耳が腐る耳が腐る」



111 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:27:51 ID:YWXXodsI

女神「ほうほう、腐敗毒かい? まーこんなむさ苦しいところで不健康なツラして
    酒にタバコにじゃステータス異常にもなるよね☆ そのまま地獄の苦しみを味わえ童貞♪」

勇者「よーし喧嘩売ってんだな? 売ってんだよな、買ってやるから表に出やがれ」

女神「イヤだよ寒いじゃん、何言ってんだお前」

勇者「急に素になるな」

魔王「国王ビンそっち除けて」

国王「おう。改めてみるとずいぶん飲んだな」

勇者「我関せずで黙々と片付けしてんじゃねえよ!」



112 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:41:31 ID:YWXXodsI

女神「ところでなんだいこのやけに低いテーブルは。クロスも妙にでかいし」

魔王「こたつだよ、こたつ」

女神「ほうほうほう。なるほどこれが……」

女神「歴戦の勇士から気力の全てを奪い尽くし
    その温もりで甘い安らぎの時を作り出すという悪魔の兵器だね」

勇者「待てや」

国王「間違ってねえけど違う」

女神「または全ての命を等しく堕落させて破滅へと導く人間が生み出した究極にして最悪の暖房器具」

魔王「いや色々おかしいから」



113 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:49:32 ID:YWXXodsI

女神「でも実際出たくないんでしょ?」

魔王「うん」
勇者「はい」
国王「当然」

女神「下界の連中は愚かだねー☆ そのまま干からびて死んじゃえばいいのに♪」

国王「なんて酷いことを言うんだ」

勇者「仕方ないさ、こいつはこたつを見るのも初めてなんだ」

魔王「こんなに温かいのに……」

女神「だって女神ちゃんそんなおっさん臭そうなとこ近付きたくもないしー☆」

国王「じゃあ何しに来たんだあんた」

女神「酒を飲みに?」

勇者「首を傾げるなくそっかわいいのがムカつく」



114 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 06:35:20 ID:YWXXodsI

女神「まーまーまー、お土産持ってきたから落ち着くがよかろう!」

魔王「お土産かい?」

女神「うん」

国王(それにしても口調の安定しねえ女だな……)

勇者「置いたら帰れよ」

女神「女神たんのおっぱいもにょもにょしたいとか言ってたくせにー☆」

勇者「ぬがっ!?」

国王「え、お前んなこと考えてんの?」

勇者「クソ! なんでバレてんだよ!?」

魔王「女神は千里眼持ちだしねー」

女神「( ・ω・)ふふふ、壁にミザリー障子にメアリーなのだよ」

国王「いやだいぶ違ェよ」



116 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 06:43:35 ID:YWXXodsI

女神「そしてはいお土産☆」
 どんっ

【亀の翁】

勇者「( ゚Д゚)」
魔王「oh...」
国王「なんと……」

女神「この価値がおわかりいただけるだろうか」

国王「よく手に入ったな……」

女神「女神ですので!」にぱー☆

魔王「うわぁいい笑顔」

勇者「何故かムカつく……」

魔王「荒んでるねぇ」



118 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 06:51:22 ID:YWXXodsI

国王「まあそういうことなら折角だし飲み直すか」

魔王「使い魔、グラス出してくれる?」

使魔「キュイ」

勇者「素直なええ子や……女神お前も見習え」

女神「なんで?」

勇者「このアマ……」

女神「ところでこたつ入ってみていい? さすがにちょっと冷える」

魔王「どうぞどうぞ」

女神「わーい♪」ごそごそ

勇者「ククク、人間の技術力を思い知るがよい」

国王「何魔王みてえなこと言ってんだ」



119 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 07:09:40 ID:YWXXodsI

女神「お? ……おぉう」もそもそ

女神「うはー、ぬくーい♪」

国王「ぬくいてお前」

魔王「一瞬で堕ちたね」

勇者「ククク、これがこたつの威力よ!」

国王「勇者お前さっきから何言ってんだ」

女神「転がってみていい?」

魔王「いいよー」



120 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 10:29:52 ID:YWXXodsI

女神「そして私はこたつむりになったのです」

国王「陥落はやっ」

女神「いやいやこれは無理だよー、魔王のなでなでくらい気持ちいいもん」

魔王「ちょっ」
勇者「は?」
国王「あ?」

勇者「……尋問ターイム!」

魔王「待って釈明させて!」

勇者「うるせえふざけんなロリコンのくせに!」

魔王「それは褒め言葉だよ! じゃなくて!」

国王「そうか、魔王もついに大人の階段を……」

魔王「上ってないよ! 君たち間違いなく誤解してるよ!」

女神「魔王ちん、女神ちんのこと嫌い?」

魔王「このタイミングでそういうことを訊かないで!」

勇者「……よし、殺す」

魔王「落ち着け!」



121 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 12:29:57 ID:YWXXodsI

勇者「よーし釈明してみろ」

国王「ただし産業でな」

魔王「ロリ巨乳は射程外!
    女神とは昔馴染み!
    こいつが僕で遊ぶのはいつものこと!」

国王「判決は?」

勇者「死刑」

魔王「なんで!?」

女神「男どもは騒がしいねー、使い魔ちん」

使魔「キュイ」



122 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 15:26:47 ID:YWXXodsI

勇者「巨乳は射程外? すぐわかる嘘を吐くな!」

魔王「ぎくり」

国王「それ言葉に出す奴初めて見たわ」

勇者「知っているぞ! 側近ちゃんを採用した理由がおっぱいだということを!」

魔王「…………ちらっ」

国王「こっち見んな」

勇者「お前本当はどっちもいけるクチだろ! さあ観念して裁きを受け入れろ!」

魔王「…………」

魔王「……バレては仕方ない。しかし僕がただでやられると思うなよ!」カッ

勇者「ほう、あくまで抵抗――」

魔王「くらえみかんの皮汁」ぱきゅっ

勇者「バルス!?」



123 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 15:28:16 ID:YWXXodsI

勇者「ぎゃあああああああ目がああああ目がああああ!!」ビターン! ビターン!

魔王「さらに追撃」ぱきゅっ

勇者「ぬわー―――――――――――っ!!」ビターン!! ビターン!!

魔王「ふははははは! みかんの皮はまだまだあるぞ! それそれそれ!」

国王「お、鬼や……鬼がおる……!」



127 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 18:30:38 ID:YWXXodsI

勇者「」
 ちーん†

魔王「悪は滅びた」

国王「逆だ!?」

女神「おうふ……みかんの匂いが……あ、そうだ」

女神「てれれれってれー♪ ぼんたん~♪(だみ声)」

魔王「何故そんなものを」

女神「こたつについて予習した成果だと思いやんせ」

女神「さらにー、いよかん~♪(美声)」

国王「美声で言われましても」



128 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 18:33:23 ID:YWXXodsI

女神「そしてそしてー」

女神「レモン!」

魔王「レモン!」

国王「レモン!?」

女神「夏みかん!」

魔王「夏みかん!」

女神「きんかん!」

魔王「きんかん!」

女神「はっさく!」

魔王「はっさく!」

国王「はっさく!」

三人「「「はっさく! はっさく! はっさく!」」」



129 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 18:44:58 ID:Pg6P2gD.

ラーメンズかよ




130 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 18:48:49 ID:YWXXodsI

国王「かぼす……」

魔王「……ゆず!」

女神「デコポン!」

国王「ライム!」

魔王「すだち!」

女神「オレンジ!」

国王「オォォルェンンンジ!」

魔王「オールェンズィ!」

女神「オレンジ!」

国王「オレンジ!」

魔王「オレンジ!」

三人「「「オレンジ! オレンジ! オレンジ!」」」

三人「「「ヘイ!」」」
 パンッ(ハイタッチ)



131 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 21:26:12 ID:YWXXodsI


勇者「……お前ら何言ってんだ」

魔王「お、復活した」

国王「そろそろ飲むか」

魔王「そだねー。あ、つまみどうしよ」

女神「あるよ」

魔王「あるの?」

女神「色々あるよー」

勇者「その前にこたつの上の柑橘類を片付けろ。つーかどっから出した」

女神「この変態☆」キャハッ

勇者「なんで?」



132 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 02:32:33 ID:RrsmsAew

勇者「それにしても、生きているうちに亀の翁とまみえることがあろうとは」

国王「俺は飲んだことあるけどな。なんせ王だし」

魔王「いや王じゃなくてもうまく探せば飲むくらいできるでしょ」

国王「っても瓶で手に入るってなぁ滅多にねえぞ」

女神「ひっひっひー、これぞ女神ちんの人徳ってーやつかねい♪」

勇者「へいへいありがとうございますゥ」

魔王「それじゃ早速」

「「「「乾杯っ」」」」
 カンッ



133 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 10:25:04 ID:RrsmsAew

勇者「……なんだこれすげえ」

国王「あーいいわホント。余計な味がしねえ」

魔王「王道極めましたってかんじ?」

国王「そうそう」

女神「さすがお酒の神様がオススメしてくれた代物……思わず素に返ったよ」

国王(キャラ作ってんのかこいつ)

魔王「これはゆっくり味わいたいね」

勇者「全くだ」



134 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 10:30:53 ID:RrsmsAew

魔王「なんかまったりしてきたなー」

勇者「ずっとこたつに入ってるせいでもある気がするが」

国王「たまにはこういう飲み方もいいだろ、いつも騒いでばっかだし」

女神「三人ともずいぶん仲良しになったよねー」

魔王「全ての始まりがこたつだと思うと感慨深い」

勇者「こたつ、名酒、気の合う友人」

国王「たまらんね」



135 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 12:57:26 ID:RrsmsAew

女神「他のお酒とかつまみも出そっか」

魔王「何があるの?」

女神「魔王」

魔王「はい?」

女神「だから、魔王」

魔王「えーっと?」

勇者「んん?」

国王「プレミア芋焼酎だっけか」

魔王「……あー」

魔王「何ッ!?」ガタッ

勇者「?」



136 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 18:32:31 ID:RrsmsAew

国王「それは飲んだことねえなあ」

勇者「珍しいのか?」

国王「いやまあなんつーか、高い」

勇者「高いのか……」

魔王「魔王……一度飲んでみたかった魔王……!」

女神「前に言ってたもんねー。亀の翁と一緒にもらってきたんだよ」

国王「そのクラスの酒をぽんと貰えるとか地味にすごいな」

女神「女神ですので!」

勇者「果たして関係あるのだろうか」



137 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 21:59:51 ID:RrsmsAew

魔王「さあ出せやれ出せはやく出せ! ハリーハリーハリー!」

国王「えらいテンション上がったな」

女神「ちゅーしてくれたら出してあげゆ☆」

魔王「飲みたかったなぁ……魔王……」

国王「えらいテンション下がったな」

勇者「待てやゴルァ」



138 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 22:09:43 ID:RrsmsAew

勇者「魔王くゥン? どおォして女神たンから「ちゅーして☆」なァンて言われるのかなァ?」
 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

国王「は、背後に仁王のオーラが……!」

魔王「落ち着け! 何度も言うけど君は誤解している!」

勇者「何が誤解なンですかァー!? 説明してごらンなさいよォーッ!!」

女神「なんでいきなりオネエ口調?」モグモグ

国王「脈絡もなく人形焼き食ってんじゃねえよどっから出した」

女神「変態」

国王「マジでどっから出してんだテメェ」



140 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 22:20:38 ID:RrsmsAew

女神「まあまあ落ち着きたまえよ童貞クン」

勇者「童貞言うnムグ!?」

国王「人形焼き押し込んだ……」

女神「焼きたてだから気を付けなっせ」

国王「焼きたて!?」

魔王「相変わらず意味不明な……」

女神「女神ですので!」

魔王「うん、それ言えば済むと思うなよ?」

勇者「」ビクン! ビクン!
 ↑窒息状態



144 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/09(木) 10:24:57 ID:oK00dRrM

国王「そういや賢者ちゃんたちはどうなったんだろうな」

魔王「言われて思い出した……戻ってこないね」

国王「…………」

魔王「…………」

女神「なんでこっち見るのかな? かな?」

魔王「いやー、千里眼で様子見れないかなって」

女神「…………………………えっち」

国王「おいその反応はどういう意味だ」



145 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/09(木) 12:35:41 ID:oK00dRrM

魔王「壁在耳、障子在眼」

国王「唐突に漢文っぽく言うな。てか合ってんのかそれ」

魔王「さあ?」

女神「まーくんてきとーだからねー」

魔王「まーくん言うな」

国王「勇者じゃねえけど、お前らの関係がわからねえ」

女神「夫婦です☆」

魔王「さらりと嘘を言わないで下さいませんか」



146 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/09(木) 12:41:24 ID:oK00dRrM

魔王「ようは腐れ縁だよ」

女神「ぶー、まーくんのいけずー♪ いけずー♪」

魔王「歌うな」

国王「……うーむ、わからん」

女神「それより何か飲もうよー」

魔王「飲みに来たのか君は」

女神「うんっ!」

国王「いい返事だなぁ……」



147 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/09(木) 12:50:39 ID:oK00dRrM

女神「ほいハブ酒」

魔王「ハブ酒……」

国王「何故ハブ酒……」

女神「ハブ酒とは瓶に毒抜きしてないハブを突っ込んで
    泡盛に沈めてしばらく置いておいたものである」

魔王「いや知ってるけどさ」

女神「お酒の神様がくれた」

国王「何なんだその人」

魔王「まあ飲むけどさ」

女神「女神ちんがお酌をしてしんぜよー♪」

魔王「はいはい、ありがとうございます」



148 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/09(木) 12:52:32 ID:lARF0aBg

魔王爆発しろ




149 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/09(木) 12:56:28 ID:oK00dRrM

魔王「あーこれけっこう強いかも」

女神「神様お手製なんだってさー」

国王「何気に贅沢だな」

魔王「普通の人間が国王しかいない時点で既に……」

国王「賢者ちゃんは?」

魔王「かわいい」

女神「…………」
 ぎゅぃーっ

魔王「痛っ! なんでつねるの!?」



150 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/09(木) 18:30:05 ID:oK00dRrM

国王(……あー、そういう関係なわけか)

国王「もげろ」

魔王「何が!?」

女神「つーん」

魔王「くそう、よくわからないけど味方がいない気がする……」

国王「つまみ残ってねえかな」ゴソゴソ

女神「出そうか?」

国王「……なんか不気味なんだよなぁ」



159 名前: ◆TctB4xXhw6:2012/02/11(土) 20:12:11 ID:PVxwA0kY

女神「冷や奴」

国王「そんなものまで……」

魔王「絹ごし?」

女神「絹ごし」

国王「木綿はなんかボソボソしてないか?」

魔王「なんか粗いよね」

女神「湯豆腐なら木綿のほうがオヌヌメだよ」

魔王「かつおぶし、刻みねぎ、おろし生姜」

国王「醤油かぽん酢か」

女神「冷や奴は醤油かなぁ」

魔王「絹ごしは正直そのままでもいける」



160 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 20:16:43 ID:PVxwA0kY

女神「たこわさ!」

魔王「たこわさ!」

国王「行きつけの居酒屋でお通しで出るな」

魔王「お通し出ない店とかあるんだよ、信じられる?」

女神「でもお通しってお金取られるんじゃなかったっけ」

魔王「そうだっけ?」

国王「わからん。しかしたこわさはうまい」

魔王「うん、うまい」

女神「女神ちんの手作りだぜー」



162 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 20:22:03 ID:PVxwA0kY

国王「お、さきいかとあたりめがあった」

魔王「鮭とばも発見ー」

女神「いいねいいねー、ビール残ってる?」

国王「あーっと、ヱビスしかねえや」

女神「じゃあそれちょうだい」

魔王「ひさいんを……」

国王「それはイシダイな。つーかばらかもんネタを引っ張るんじゃねえよ」

魔王「わかる君もどうかと思う」

女神「このもんおいしいよねー」

国王「ブルータス、お前もか」



165 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 20:26:33 ID:PVxwA0kY

女神「ビールときたらー……枝豆ェ~(脱力)」

国王「……なんで湯気がたってるんだ」

女神「茹でたてですので」

国王「お前マジすげえよ、マジ意味わかんねえよ」

魔王「うまいからいいんだけどね」

女神「( ・ω・)家庭菜園で作ったのだよ」フフリ

魔王「他にもなんかあるの?」

女神「あるよー」



166 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 20:32:36 ID:PVxwA0kY

女神「きんぴらごぼう!」ドンッ

国王「ボウルで!?」

魔王「多いよ!?」

女神「ナスの生姜焼き!」ドンッ

国王「アツアツだ!」

魔王「うわ香ばしいっ!」

女神「自家製しおから」コトッ

国王「家庭菜園関係ねえ……普通にうまそうだが」

魔王「絶品だよ、保証する」

女神「あとは各種漬け物~」

国王「このもんしかなかったからありがたい」

魔王「このもんおいしいのにー」



167 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 20:41:17 ID:PVxwA0kY

三人「「「乾杯っ」」」カツッ

国王「はー……上等な酒もいいが、やっぱりビール最高だわ」

魔王「国王の言葉とは思えないなー」

女神「なんかワインとか好きそうなイメージなんだけど」

国王「あんな堅苦しいモン式典でもなきゃ飲まねえよ」

女神「堅苦しいかなぁ」

魔王「味覚の問題じゃない?」

国王「そうか?」

女神「好きな料理は和・中・伊・仏?」

国王「和」

魔王「やっぱり味覚だよ」



168 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 20:48:06 ID:PVxwA0kY

国王「何このきんぴらうめえ」

魔王「ビールが……進む……ッ!」

女神「にへへ~、照れるじゃん☆」

魔王「これも手作りか……」

女神「お酒の神様に聞いて練習で作ったやつなんだけどね」

国王「練習でこれかよ、十分だろ」

女神「いやー、お酒の神様のには及ばないよ」テレテレ

魔王「本家はそんなにうまいの?」

女神「リアクションで神社が更地になるレベル」

国王「味王も真っ青だなオイ」



169 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 20:53:35 ID:PVxwA0kY

国王「ねっとりとまったりと……」

魔王「濃厚ッ! しかし辛すぎないッ!」

国王「こんなしおからがあるとは……」

魔王「さすが女神」
 ナデナデ

女神「あ……えへへへ~♪」ニヘー

国王「なすもめっちゃうまいな。白飯のかわりにビールを飲むからペースがヤバい」



170 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 20:56:30 ID:PVxwA0kY

魔王「そういえばナスってスポンジみたいなもんで、油めっちゃ吸うらしいね」ナデナデ

国王「げ、マジか」

魔王「でもそれがうまいから……」ナデナデ

国王「……まあ、食った分運動すりゃいいか」

女神「~♪」ニコニコ

国王(……いつまで撫でてんだろうか)



171 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 21:03:50 ID:PVxwA0kY

国王「しかしこんだけあると逆に酒が足りなくね?」

女神「こんなこともあろうかと」ゴソゴソ...

女神「妹焼酎!」ゴトッ

魔王「…………妹?」

女神「……って書いてあるんだよ、ね」

国王「なんで不安げなんだ」

女神「いやぁ……お湯割りで飲めとは言われたものの、ね?」

魔王「確かに、妹……」

国王「妙な不信感があるな……」



172 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 21:09:55 ID:PVxwA0kY

女神「じゃ、じゃあ、せーので、ね?」

国王「お、おう」

魔王「さすがに死ぬことはない、よね……」

女神「いくよ? ――せーのっ」



女神「…………」
魔王「…………」
国王「…………」

女神「……普通だ」

魔王「普通すぎるな」

国王「結果ただの芋焼酎なのか」

女神「よし、あいつあとでボコボコにしよう」

魔王「怖い決意をしないであげて」



173 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/11(土) 22:54:44 ID:tc1Sxn/c

魔王が女神の頭撫でた・・・皆オイラに力(MP)を


ミナディーン


っ【ホッケ】




175 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 18:19:58 ID:YIW/SBXc

女神「ホッケ!」

魔王「ホッケ!」

国王「フホホ…ウマスウマス…」

魔王「うわなんか国王が壊れた」

国王「鯛より鮭よりホッケだべ」

女神「それほどかー」

魔王「居酒屋で注文するとたまに薄っぺらで物足りないことがあるよね」

女神「肉厚なのを戴いてきました」

国王「白飯のおかずに。ビールのお供に」

国王「ホッケ!」

三人「「「ホッケ!」」」



176 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 18:22:59 ID:YIW/SBXc

女神「あ、ウィスキー発見」

魔王「ハイボールの名残だよ」

女神「それでは次はロックで」

国王「ウィスキー!」

魔王「ウィスキー!」

女神「ウィスキー!」

三人「「「ヘーイ!」」」カンッ



178 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 18:29:15 ID:YIW/SBXc

女神「自家製チャーシュー」

魔王「そういえばうちのオヤジが時々作ってたなー」

女神「その大魔王氏に教わりましたー」

国王「市販のチャーシューって大概微妙だよなぁ」

魔王「自家製最強説」

女神「できたてを食べられる幸せ」

魔王「軽くオーブンで焼いて、温かいうちにいただきます」

国王「とろける脂身」

女神「食欲を誘うこの香り」

魔王「たまらんね」

国王「たまらんね」



179 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 19:24:50 ID:HFOeyWfE

この会話がたまらん



180 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 19:35:38 ID:mGfS0nIM

自家製チャーシューははまるとやばい・・・食いすぎる・・・




181 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 20:18:19 ID:YIW/SBXc

魔王「チャーシューの端っこのうまさは異常」

女神「わっかる」

国王「味が濃く染みてるからつまみに最適」

魔王「あるいは刻んでチャーハンに」

女神「黄金色のご飯、散りばめられたチャーシュー」

国王「食いたい……」

女神「へい毎度!」
 ゴトッ

魔王「もう何でもアリだなぁ」

国王「遠慮なくいただきます」



182 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 20:52:44 ID:YIW/SBXc

女神「具はシンプルに刻みネギとチャーシューのみ」

国王「余計なものなぞ要らぬ……ッ! 単純ッ! だがそれがいいッ!」

魔王「一方こちらはチャーシューをチーズと合わせて海苔巻きに」

国王「合うのかそれ」

魔王「焼くと意外に」

女神「意外といえば国王って意外に食べるよね」

国王「酔うとリミッターが外れるのさ」ドヤァ

魔王「あー、確かに酔ってるねこれ」



183 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 21:51:49 ID:qiXJaduA

最近のチャーシューブームは茶漬け
支援



184 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 22:18:08 ID:IJttYylE

勇者以外みんなBMI高そう…



185 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 22:39:13 ID:mGfS0nIM

おつまみって基本そういうもんが多いから・・・




186 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 22:45:17 ID:YIW/SBXc

魔王「一番健康に気を使わなきゃいけない人が、実は一番ヤバいというね」

女神「ふつーの人間って国王だけだもんねー」

国王「俺は太く短く生きる! 望むままに飲み、望むままに食らう!」

女神「ダメ人間がここにいる」

国王「フッ、俺はKINGだからな!」

魔王「王とダメ人間の間にイコールを入れないでいただきたい」

国王「まあ日々運動してっから割と平気だぜ? いざって時に剣を振れねえじゃ話になんねえからな」

女神「意外とまともな考えじゃん」

国王「フッ、俺はKINGだからな!」

魔王「それ言いたいだけとちゃうんかお前」



187 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 22:52:59 ID:eBirrVRA

いざという時の敵が目の前www




188 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 22:57:10 ID:YIW/SBXc

国王「ビールまだある?」

魔王「この上まだ飲むと申すか」

女神「まあ出すけど」

魔王「出るんだ……」

女神「ものにより時間がかかることがございまーす」

国王「飲めればオッケー無問題ッ!」

国王・魔王「「ヘイ!」」
 パン!(ハイタッチ)

女神「さりげにまーくんも酔っているね?」

魔王「まあね」



189 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 23:06:03 ID:YIW/SBXc

国王「あ゙ー……、あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙……」

魔王「どうした? 吐くのか?」

女神「えっ、ピンチ? いきなりピンチなの?」

国王「いや大丈夫大丈夫……こたつと相乗効果で眠くなってきただけだから」

魔王「太るよ? ていうか肥えるよ?」

女神「いつかローストポークになるかもねー」

国王「こたつでローストはご勘弁願いたい……」

魔王「うん、ポークも否定しなさい」

国王「豚の体脂肪率舐めんなよ? 人間より下だぞあいつら」

女神「参照:銀の匙」

国王「何故ばれたし」



190 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 23:16:39 ID:YIW/SBXc

国王「っあー、ダメだ本格的に眠い。少し落ちる」

魔王「落ちるってんなネトゲみたいな」

国王「...zzZ」スカピー

女神「はやっ!」

魔王「寝付きよすぎやろ……」

女神「おっさんだから体力がないのかな」

魔王「その理屈でいくと僕も寝付きがいいということに――間違ってないや」



191 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 23:21:24 ID:YIW/SBXc

女神「まーくんも寝る? ひざまくらしてあげるよ?」

魔王「わーいふともm――って危ねえ罠だ!」

女神「耳掻きもしてあげるよ?」

魔王「ッ!」ガタッ

魔王「いや落ち着け僕! こんな時は素数を数えるんだ!」

魔王「2、4、6、8、10、12、14、16、18……」

女神「それは偶数だよ」



192 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/13(月) 23:29:13 ID:YIW/SBXc

魔王「よし、寝る!」

女神「あっ卑怯な!」

魔王「...zzZ」スピー

女神「むー……また誤魔化されたし」

女神「まーくんの卑怯者ー」

賢者「なんせ魔王ですけん」

側近「」

女神「そういえばそうでした」

賢者「忘れがちだけど魔王なんよねー」

側近「……」コクリ

女神「……側近ちゃんどうしちゃったの?」

側近「……ナンデモナイデス」ボソッ



193 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 18:20:40 ID:fErvnKS6

賢者「ちゅーか女神さんチッス」

女神「チッス」

賢者「こたつはどうだい?」

女神「出られませんなぁ……」

賢者「こたつのぬくもりを上回る熱い情熱があれば出られるよ!」

側近「」ビクッ

女神「側近ちゃんが君にしがみついたまま喋らないのは何故だい?」

賢者「ちょっとやりすぎました」

女神「オイ俺今夜寝られねえぞ」



194 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 18:24:41 ID:fErvnKS6

女神「それはさておき二人も入る?」

賢者「やー、そろそろ叔父さん回収して帰るよん。時間遅いし」

女神「側近ちゃんは?」

賢者「持って帰ります」

側近「?!」

賢者「なんてね、冗談冗談♪」

側近「ホッ...」

女神「おおう……知らぬ間に二人の仲が未知の領域に」

賢者「見てたくせに」

女神「何故ばれたし」



195 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 18:28:39 ID:fErvnKS6

賢者「時に女神さんや、少しは進展できたかい?」

女神「見ての通り……」

賢者「寝とるね。おっさんのくせにすげえ無垢な顔で寝とるね」

女神「あげないよ?」

賢者「いりませんて。ボクには側近ちゃんがいるからねー♪」ギューッ

側近「はぅ……」サレルガママ

女神「いいなぁ……いいなぁ……」



196 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 20:10:47 ID:fErvnKS6

賢者「いっそのこと押し倒しちゃえばいいんでねーですかい?」

女神「うーん……」

賢者「まあむしろ魔王のヘタレ具合にイラッときますがね。
    さんざアプローチ受けて総スルーとか男じゃないすわ」

女神「ん、それは私も思うことあるけど……」

女神「まーくんが私のこと大事にしてくれてるのは、知ってるから、ね?」

賢者「そんなもんです?」

女神「そんなもんです」



197 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 20:47:24 ID:fErvnKS6

賢者「女神さんが納得してるなら、ボクからは何も言えないっすね」

女神「ごめんね? わざわざ呼んでくれたのに」

賢者「こたつとお酒でゆるゆるになってる時なら
    イケると思ったんですけどねー、そんな甘くなかったか」

賢者「じゃ、ボクは帰りますね。側近ちゃんも送っていかなきゃ」

女神「うん」

賢者「ほら叔父さんいつまで寝てるのさ」

勇者「さ……三途の川が……」

賢者「せっ」
 ドゲシッ

勇者「ナウッ!?」

勇者「はっ! ……ドリームか」

賢者「バカ言ってないで帰るよ」

勇者「あーもうそんな時間か……やれやれ」



198 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 20:55:13 ID:fErvnKS6

女神「一気に静かになっちゃったなー」

女神「まーくんも寝てるし……」

女神「……」

女神「起きない、よね?」ゴソゴソ

女神「……えへへ、まーくんの腕まくら~♪」

女神「……まーくん」ギュッ

女神「……zzZ」



199 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 20:58:16 ID:fErvnKS6

魔王「目覚めたら女神が抱きついていた件について」

女神「...zzZ」スヤスヤ

魔王「……おっぱいが! おっぱいの感触が!」

国王「真っ先にそこかい」

魔王「あ、国王起きてたんだ」

国王「少し前にな」

魔王「何飲んでるの?」

国王「いいちこ。飲むか?」

魔王「うん」

「「乾杯」」カツッ



200 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 21:08:49 ID:fErvnKS6

魔王「上等な酒もいいけど、最後はこの辺りに落ち着くよね」

国王「ワンカップとか最高だわ」

魔王「一時期あれの空き瓶でちょっとしたオブジェができてたよ」

国王「いや棄てろよ」

魔王「なんかもったいなくてさ。何かに使えそうじゃん?」

国王「わかるけどな。どうせ使い道なんて思い浮かばねえのについつい残しちまうっていう」

魔王「尼のダンボールとか」

国王「ラムネのビー玉とか?」

魔王「ため込みすぎて側近に怒られたけどね」

国王「ま、集めたがる心理は女にはわからんよ」

魔王「全くだ」



201 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 21:14:55 ID:fErvnKS6

魔王「そういえば勇者は?」

国王「寝てる間に帰ったみてえだな。あいつの姉貴マジこええから」

魔王「あぁ、あの姐さん……」

国王「こないだなんか騎士団長が土下座してたぜ」

魔王「怒らせないようにしようと胸に誓った雪の降る夜」

国王「無意味に詩的にすんな」



202 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 21:20:40 ID:fErvnKS6

国王「……なあ魔王よ、酒の席でちょいと確かめたいんだがな」

魔王「なんだい?」

国王「お前さ、実際女神のことどう考えてんだ?」

魔王「あー……ちゃんと言った方がいい系?」

国王「だって気になるだろ、魔王と女神だぜ?」

魔王「そりゃまあ、そうか。うん……そうだねえ」ナデナデ

女神「んゅ……zzZ」スヤスヤ

国王「今はお互い酒が入ってんだ。多少ぶっちゃけても構わねえだろ」



203 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 21:24:50 ID:fErvnKS6

魔王「愛してるよ。世界と引き替えにしても護りたいくらいに」

国王「マジか」

魔王「うん」

国王「意外ってほどじゃねえが……そうか、そうなのか」

魔王「まー、他じゃ口が裂けても言えないけどさ。国王にならいいや」

国王「理由は?」

魔王「立場とか、存在の差とか、色々」



204 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 21:31:07 ID:fErvnKS6

魔王「僕や女神ってさ、寿命がないじゃない?」

国王「ああ」

魔王「でもさ、死ぬことはあるんだよ」

国王「……ああ」

魔王「神様は天界で、魔族は魔界で。それぞれの世界でしか、本当は生きてられないんだ」

魔王「ちょっとだけふらっと遊びにいく程度だったら平気なんだけどね」

国王「そうなのか」

魔王「人間界の魔物って弱いでしょ? あれは環境に体がついていかなくって弱体化してるのさ」

魔王「魔物も魔族も、長く障気を吸わずにいるとそれだけで死んでしまうからね」



205 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 21:41:49 ID:fErvnKS6

国王「……そいつは予想外の弱点だな」

魔王「魔族が人間界に侵攻しない理由でもあるよ。心当たりはあるでしょ?」

国王「確かに……魔法なんてもん使えるわりに、派手に攻め込まれたことはねえな」

魔王「そして、神様は天界の霊気に触れていないと、少しずつ力を失っていく」

魔王「もしずっと人間界に居続けてたら、最終的には人間と同じになるんだってさ」

国王「ってことは」

魔王「そうなれば、障気の影響で死ぬこともあり得る。魔界に居座るなんて以ての外だよ」

国王「……、俺自身神の加護とやらのお陰でこうして無事なんだが、
    これもいつまでもは保たねえってことか」

魔王「寿命分くらいは余裕なはずだけどね」

国王「ま、死んだらその時はその時か」

魔王「軽いなぁ」

国王「もうここに居るからな、俺ぁ」



206 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 21:51:20 ID:fErvnKS6

魔王「ま、そんなわけで女神を魔界に留めたくはないわけですよ」

国王「考えはわかったけどよ、しんどくねえの? 好きな女と一緒にいられねえとか」

魔王「今でも十分一緒にいるよ。ただこれ以上は望まないってだけ」

魔王「揃って人間界に逃げ込むってことを考えたこともあるけど……」

魔王「僕は魔王だし、女神も神様の中じゃかなり偉いほうだからさ」

国王「それが立場のほうの問題か」

魔王「親父は好きなようにしたらいいって言うけど」

魔王「これでも他の魔族から慕われちゃってるからね、僕」



207 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 21:57:57 ID:fErvnKS6

国王「……せめて告白くらいしてやったらどうなんだ?」

魔王「魔界が氷に閉ざされた理由」

国王「あん?」

魔王「昔はね、今ほど障気が濃くなくて人間がかなり出入りしてたんだよ」

国王「ああ、聞いたことあるな。確か勇者の剣の素材も元は魔界の鉱物だとか」

魔王「魔界の資源――石ころから魔族まで、大昔の人間にとっては何もかもが狩りの対象だった」

国王「……」

魔王「魔界を守るには、魔界を人が近付けない場所にするしかなかったんだ」



209 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 22:04:51 ID:fErvnKS6

国王「……それじゃあ」

魔王「……うん」

魔王「女神はね、僕のために人間界から冬を奪って、魔界を極寒の世界に変えた」

魔王「当時は僕の仕業ってことにして誤魔化したけど……
    勝手なことをしたって、女神は随分叱られたみたい」

魔王「ただ、天界のほうでも人間をどうにかする方法は考えてくれてたみたいで、
    そんなに大事にはならなかったんだけどさ」

国王「なんか次々ととんでもない事実が出てくるなオイ」

魔王「あはは、まあ酔っ払いの妄言だとでも思ってよ」

国王「……そうだな、飲みすぎだ」



210 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 22:15:13 ID:fErvnKS6

魔王「正直ね? 自惚れすぎって言われるかもだけど……」

魔王「もし僕が一緒に死んでって言ったら、女神はきっと一緒に死んでくれると思うんだ」

魔王「でも、僕はそれはイヤで……」

魔王「結局は、僕のワガママなのかな」

魔王「お互いの気持ちは確かめない。でも、できるだけそばにはいたい」

魔王「死んでほしくない、死なせたくない、笑っててほしい、
    泣かせたくない、傷つけたくない、傷ついてほしくない」

魔王「ずっと一緒にいたい、ずっとバカやって笑いあってたい、
    触れ合いたい、語り合いたい、ぬくもりを感じたい、そばにいたい……」

魔王「……でも、しょうがないじゃんか……」ポロ...

魔王「大好きだけど……しょうがないじゃんか……!」ポロ ポロ...



211 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 22:22:57 ID:fErvnKS6

国王「…………飲みすぎだよ、魔王」

魔王「…………うん、ごめんね」グスッ

国王「……俺も飲みすぎだな。こりゃ明日には何も覚えてねえや」

国王「だろ? 魔王」

魔王「……うん。そうだね」

魔王「ありがとう、国王……君と友達になれて良かったよ」

国王「いきなりこっぱずかしいこと言うなアホ」

魔王「あはは」



212 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 22:33:54 ID:fErvnKS6

魔王「うーん、言うだけ言ったらスッキリしたや」

国王「そいつは何よりだ」

魔王「しかしあれだねぇ」

国王「あん?」

魔王「国王と友達になれたのも、元を正せば女神のお陰なんだよねー」

国王「そうか?」

魔王「だってほら、魔界が寒いからこたつが出来て、勇者がこたつ持ち込んで停戦して」

魔王「そんでなんだかんだあって今ここなわけじゃん」

国王「まあ言われりゃそうだな」

魔王「女神には助けられっぱなしだよホント」



213 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 22:37:20 ID:fErvnKS6

国王「……いや待てよ? 停戦のきっかけはこたつじゃね?」

魔王「?」

国王「そもそも人間界に冬があったら、それはそれでこたつを作ってた気がする」

魔王「……あー」

国王「そうなると……停戦の真の立役者はこたつではないだろうか」

魔王「なるほど、確かに!」

国王「つまり……」



214 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 22:38:29 ID:fErvnKS6

国王「こたつは世界を救う」

魔王「マジヤバい」


‐強引に完‐



215 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 22:40:21 ID:xbJcLZ4E

えっ



216 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 22:41:13 ID:BVzn0LUM

え?



217 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 22:42:09 ID:.fcDmgnQ





え?




218 名前: ◆TctB4xXhw6:2012/02/14(火) 22:43:17 ID:fErvnKS6

~言い訳~

ごめん、ネタが尽きた

最後シリアスになってしまったが、正直こんなことになるとは思っていなかった
締めが無理矢理なのは二人とも酔っぱらってるせいです。そういうことにしておいてくれ

そのうちまた何か書く。読んでくれた人に最上級の感謝を
ありがとうございました。



219 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 22:45:27 ID:.fcDmgnQ

まぁ楽しめたからいいや



220 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 23:46:26 ID:ANHXhKd6

おつ



221 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/14(火) 23:51:08 ID:wKwlf24.

なんだと……乙



222 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/15(水) 00:07:12 ID:zWs9tj2o

まあ潮時じゃね



223 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/15(水) 16:45:01 ID:NhxDK5GE


まさか差し入れが話に登場するとは思わなかったw
楽しませてもらったよ




224 名前: ◆TctB4xXhw6:2012/02/17(金) 10:06:40 ID:9Sqi.8dI

ちょい思い付いたから夜か明日辺りに後日談書く



225 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/17(金) 10:33:31 ID:FoO9WFnM

ほう。ではこれをくれてやろう
つ【古酒(クースー)】



226 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 07:20:07 ID:RywjiUq2

④ついでに
つ【自家製ベーコン】



227 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 18:16:45 ID:Kzb2RbhY

これで体を温めてくれ
つ【ウォッカ】




228 名前: ◆TctB4xXhw6:2012/02/18(土) 21:02:14 ID:JvqHoAWs

魔王「鍋やるべ!」

勇国神側賢妃「「「「「「 鍋やるべ! 」」」」」」
使魔「キュイキュイ!」

魔王「鍋と言えば!」

女神「闇鍋!」

国王「ヤメテ!」

賢者「猫鍋!」

勇者「食うな!」

王妃「空鍋!」

側近「怖いです!」

使魔「モツ鍋だろJK」

魔王「そ……えっ!?」

全員「「「「「「「 えっ!? 」」」」」」」

使魔「キュイ?」



229 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 21:05:19 ID:JvqHoAWs

魔王「こたつに鍋が合わさって最強に見える」

女神「向かうところ敵なしだね!」

魔王「そんなわけで適当に作りました、名付けて魔界鍋」

勇者「闇鍋並みに不安になるな」

側近「その実態はただのフツーのお鍋です」

賢者「持ち寄った食材を出汁で煮ただけ、簡単お手軽味そこそこ」

王妃「調理はわらわが腕を振るってやったのだ。感謝して頭を垂れるがよい」

国王「うちの嫁は料理上手だから安心していいぞ」

勇者「俺的には何故居るのかにツッコミたいんだが」

魔王「女神や側近に任せるのが怖いという意見があったので」

女神「というかさすがに鍋は出せないよ」

側近「あと私が料理すると何故か爆発しますし」

賢者・使魔「「」」ガクガクブルブル

勇者「一体何があったんだ……」



230 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 21:15:53 ID:JvqHoAWs

女神「もちろんお酒もあるよ」

国王「俺からは貰い物のウォッカだ」

勇者「……鍋にか?」

国王「飲めりゃなんでもいいだろ」

魔王「うちからはこれ、自家製古酒(クースー)。なんと三十年物」

勇者「何ッ!?」

王妃「魔族の寿命から考えればそう珍しくもあるまい」

側近「ちなみに古酒(クースー)とは、泡盛を三年以上熟成させたものを言います」

女神「おいしく飲みやすくなるのだよ」

賢者「ボクと側近ちゃんは飲めないけどね」

魔王「もちろんアテもあるよ、ほい」

国王「まさかのスクガラス」

勇者「いやだから鍋にさぁ……」



231 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 21:21:31 ID:JvqHoAWs

女神「そういう方はビールでどうぞ」

魔王「親父の友達から貰った手作りベーコンもあるよ」

国王「銀の匙?」

魔王「触発されたらしい。罪深いな、荒川」

側近「あれ読んで以来卵かけご飯が……おいしくて……っ!」

賢者「牛乳嫌いが治りました」ドヤッ

国王「ピザ食いたくなって思わずピザパーティー開いた」

勇者「一人だけスケールがおかしいぞ。あと俺呼ばれてない」

王妃「何故貴様のような路傍の石如きを
    わらわたち高貴な者の集いに呼ばねばならぬのだ、分際をわきまえよ」

勇者「国王、この口の悪い嫁をなんとかしろ」

国王「なんで?」

勇者「なん……えー……?」



232 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 21:23:46 ID:JvqHoAWs

魔王「そして肝心の鍋の中身です」

国王「きりたんぽ」

魔王「白菜」

勇者「鶏肉」

側近「下仁田ネギ」

賢者「豆腐」

「ちくわ大明神」

王妃「つくね」

女神「もやし(美声)」

国王「かいわれ」

魔王「水菜とか」

勇者「ちょっと待て今おかしいのがいたぞオイ」



233 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 21:28:55 ID:JvqHoAWs

魔王「それでは乾杯の音頭を勇者に」

勇者「俺かよ……まあいいや、んじゃみんなグラス持って。賢者と側近ちゃんはジュースな」

王妃「女神よ、貴様にわらわに酌をする許可をくれてやろう」

女神「( ゚Д゚)全力で断る!!」

女神「まーくん注いで~☆」

魔王「はいはい、ウォッカ? 古酒?」

女神「最初はビールかな」

魔王「じゃ僕もそうしよう。王妃さんもほら」

王妃「ふん、魔王からの酌というのも悪くないな。よかろう、許す」

魔王「……そのキャラ疲れない?」

王妃「キャラではない。わらわは高貴なのだ」



234 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 21:32:04 ID:JvqHoAWs

国王「すまん、こいつ素でこうなんだ」ナデナデ

王妃「む、王よ。もっと撫でろ」

国王「はいはい」

勇者「」パリンッ

勇者「いけね、グラス割っちまった」

使魔「気持ちはわかる」

魔王「そ……んん?!」

使魔「キュイ」

賢者「はい側近ちゃん」

側近「……変なの入れてないよね?」

賢者「入れてほしい?」

側近「やめて下さいお願いします」



235 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 21:33:56 ID:JvqHoAWs

勇者「全員持ったか? それじゃ」

勇者「乾杯!」

「「「「「「 乾杯!」」」」」」


女神「まーくんお肉取ってお肉! ひたすらお肉!」

魔王「野菜も食べなさいってば」

勇者「……なあ、お前ら前より妙に距離感近くねえ?」

魔王「? 何が?」

勇者「いやだっておかしいだろ!」


勇者「なんで当たり前みてーに女神がお前の膝の上にいんだよ!」



236 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 21:36:02 ID:JvqHoAWs

魔王「しかたないだろー、早々に陣取って動かないんだもん」

女神「特等席です☆ あげないよ?」

勇者「いらんわ!」

王妃「王、わらわを抱っこする許可をやるぞ」

国王「狭いだろが。するけど」

王妃「うむ」

勇者「そっちも便乗すんな!」

賢者「むしろボクは抱き付きます!」

側近「ひゃあっ!?」

賢者「おおう、ふかふかー」ムニョンムニョン

女神「まーくんもしてみる?」

魔王「しないよ……」



237 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 21:38:49 ID:JvqHoAWs

勇者「」

 トゥルルルル ピッ

勇者「もしもし、壁殴り代行サービスですか?」

国王「嫉妬するくらいなら結婚しろよ……」

勇者「知ってる? 結婚ってね、相手がいなきゃできないんだよ?」
<オラアアアアアア!! ―ドゴォン!!

魔王「昔はモテてたじゃん、どうなったの?」

勇者「僧侶は幼なじみとラブラブ、魔法使いはイケメン王子と駆け落ち、
    武闘家は実家の道場で弟子数人と夜の稽古三昧だとよ滅びろ!!」
<ウラアアアアアア!! ―バゴォン!!

側近「よ、夜の稽古って……」カァァ…ッ

賢者「側近ちゃんもしてみる?ボク頑張るよ!」

勇者「」
<ゴルアアアアアア!! ―バッゴォォン!!

魔王「壁殴り代行近いなぁ」

側近「そういえば庭師のサイクロプスが最近副業に始めたとか」

魔王「犯人はあいつか。壁壊れなければいいけど……」

<ドッセエエエエエエエイ!! ―ゴッガァン!!



238 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 21:41:05 ID:JvqHoAWs

側近「でも確かに、女神さんやけにべったりですね。あ、きりたんぽ美味しい」

女神「遠慮する理由がなくなったからねーん♪ お肉まぐまぐ」

魔王「何のこっちゃ……豆腐こそ至高」

王妃「貴様ら、野菜も食え」

国王「ネギもまたうまし。王妃、あーん」

王妃「あーん」

勇者「ナチュラルに何してんだオイ」

女神「まーくん、私にも私にも!」

魔王「はいはい」

勇者「だから便乗すんなってーの!」



239 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 21:43:03 ID:JvqHoAWs

賢者「それで……うむ、白菜甘ス。遠慮がいらなくなった理由とはなんぞや」

女神「えへへ、だって」


女神「世界と引き替えにしても守りたいくらい好き、って言われちゃったんだもん☆」キャハッ


勇者「な」

側近「ん」

賢者「だ」

王妃「と」

魔王「」

国王「ポン酢であっさり……いや、ここはゴマだれでいくか」



240 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 21:45:57 ID:JvqHoAWs

勇者「ちょ」
魔王「ちょっと待って何で知ってんの!? え、何で?! 寝てたじゃん!!」

勇者「お」
女神「狸寝入りです☆」
魔王「そんなバカな!?」

勇者「て」
国王「だから飲みすぎだっつったろーがアホ」

魔王「あれそういう意味だったの?! ってかうわ! うわ!
   うわわ恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!!
   死にたい死にたい!! うわあああああああああっ!!」

女神「ふひひ、言質がとれた以上もう離さないよー♪」ギュィーッ

王妃「ひとえに愛だな、うむ」



241 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 21:53:59 ID:JvqHoAWs

魔王「ああああああ……ウン百年と隠してきた僕の純情がこんな呆気なく……」シクシクシク...

女神「いーいじゃーんかー♪ ラブラブしようよー♪」

国王「諦めろ魔王。そいつぜってーお前を諦めねえぞ」

魔王「黙ってればいつか諦めると思ってたのに……ッ!」

女神「諦めるのを諦めてよ、なのだよ~ん☆」

側近「極東学園天国ですね」

賢者「日本橋先生の「ちょっとお嫁に行ってきます」ってセリフがもう……」

賢者「側近ちゃん結婚しよう」キリッ

側近「ぶはっ!?」ブフォッ!



243 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 22:00:36 ID:JvqHoAWs

王妃「よいではないか。互いに想いが通じ合っているのなら
    障害など在ってないようなものだ。わらわと王がよい例であるぞ」

国王「あーうん、それはお前が無理矢理押し通しただけだけどな?」

王妃「無理を通して道理を蹴っ飛ばす、だ」

賢者「それが俺たちグレン団だ!」

王妃「言い換えるなら成し遂げた者の勝ちということだな。つまり魔王、お前は女神に負けたのだ」

魔王「いや勝ちとか負けとかそういう話では……」

賢者「……スルーとかキツいっつわー、マジないっすわー」



244 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 22:03:40 ID:JvqHoAWs

女神「まーくん、女神ちんのこと嫌い?」ウルウル

魔王「う……」

国王「魔王」

魔王「ぐ……」

側近「魔王様」

魔王「ぬ……っ」

賢者「魔王」

魔王「うぅ……!」

王妃「はっきりしろ魔王」

魔王「くうぅぅぅぅ……っ!」



245 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 22:08:09 ID:JvqHoAWs

女神「まーくん……」

魔王「…………」

魔王「……あぃ、認めます……」ガックシ

王妃「おめでとう」パチパチパチ

国王「おめでとう!」パチパチパチ

側近「おめでとうございます!」パチパチパチ

賢者「ざまあみろ!」パチパチパチ

魔王「あー……もう、人の気もしらないでさぁ……」ハァ...

使魔「そりゃお前が悪いわ」

魔王「そ――んんん!?!?」

使魔「キュイ?」



246 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 22:08:48 ID:2TxagdSU

えんだあああああああああああああああああああ



247 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 22:11:40 ID:PiuVafcg

いやああああああああああああああああああああああ




248 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 22:14:41 ID:JvqHoAWs

女神「まーくん、私はね。まーくんがいなかったら生きてたってつまんないんだよ?」

女神「まーくんがいるから私がいるの。まーくんといられなかったら、私は生きていたくなんてないの」

女神「私はまーくんのものになりたいの。
    まーくんが大好きだし、愛してるし、私の全部をまーくんにあげたいの」

女神「まーくん、私はまーくんが好き。大好き。まーくんの気持ちも、言ってほしいな」

魔王「…………うん」

魔王「僕も好きだよ。大好きだよ、女神」

女神「まーくん……」

魔王「女神……」


国王「なお、今も鍋は続いております」

賢者「鍋目の前にしてする会話じゃねえっすわマジで」

勇者「俺の空気感を見てくれ」

王妃「む、いたのか」

勇者「ちくしょう!」



249 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 22:21:11 ID:JvqHoAWs

王妃「さて、魔王と女神の仲も進展したところで鍋の続きと参ろう」

側近「流れが無茶苦茶ですよ!?」

魔王「いやまあ元々食事中なわけだしね」

国王「思わぬ騒ぎになったな」

賢者「よっ、お二人さん! ひゅーひゅー!」

女神「えへへへ……なんか恥ずかしいね?」

魔王「何この子かわいい」

勇者「いきなり何ほざいてやがるクソが」


魔王・女神「「あ、勇者いたの?」」

勇者「泣いていいですか?」



250 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 22:24:00 ID:JvqHoAWs

やべ書き忘れた
食事中ですが完。今度こそ完。

以上蛇足かもしれない何かでした
次からはもっと終わりを真面目に考えてから書こうと誓った2月の夜
縁があればまた会いませう、ではでは。



251 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 22:28:26 ID:sJbt09hY

乙!



252 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 22:35:28 ID:gbZeQJ3Q


楽しめた



253 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 22:36:03 ID:5CZfyfS2

おつ!



254 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 22:36:29 ID:BjsQVzWY

乙!



255 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/18(土) 22:41:59 ID:Kzb2RbhY

乙!面白かったよ!



256 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/19(日) 01:55:40 ID:MKMdhHZ.


勇者ガンガレ……



257 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/27(月) 21:04:55 ID:jv/RmrlQ

乙!
のほほんしてて楽しかったよ





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