姉妹サイト:| SS保存場所(けいおん!)|  ネタ元:| SS深夜VIP|  サイト内検索:| GoogleSearch
SS保存場所(SS深夜VIP) TOP  >  ファンタジー >  小鬼「良い天気ですね」#後編

小鬼「良い天気ですね」#後編 【ファンタジー】


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1327920705/

小鬼「良い天気ですね」#前編
小鬼「良い天気ですね」#後編


132 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 09:09:03 ID:QFWU/UpI



「zzz」

小鬼「まだ寝てる……」

小鬼「しばらく起きそうにないかな」

小鬼「いつまでも名前無し呼べないし……」

小鬼「うん、君は少女でいいかな」

少女「zzz」

小鬼「今日は妖狐さん帰っちゃったし」

小鬼「昼頃にまた帰ってくるかな?」

小鬼「………まずは自分の朝ご飯作ってみよう」



133 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 09:43:08 ID:QFWU/UpI

小鬼「ごちそうさま」

少女「」グーグー

小鬼「いつくらいに起きるかな?」

小鬼「ずっと寝てるね」

小鬼「……あれ?」

小鬼「こんなところに女性用の替えの服が」

小鬼「妖狐さん、かな?」

小鬼「……気を遣ってくれたんだ、後で来たときにお礼いわないと」



135 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 10:19:40 ID:QFWU/UpI

小鬼「今日はどうしようかな」

小鬼「流石に怪我人を置いていくわけにはいかないし」

小鬼「今日は付きっきりで看ておかないと」

小鬼「少女………さん?」

少女「」ハラリ

小鬼(寝相で凄いことになってる……っ!)

少女「」スースー

小鬼「はぁ……風邪引きますよ?」服モドシモドシ

少女「」スースー

小鬼「」ドキッ



136 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 10:30:37 ID:QFWU/UpI



小鬼「結局、今日は起きなかったや」

小鬼「妖狐さんも帰ってこなかったし」

小鬼「服着替えさせた方が良いかな、やっぱり」

小鬼「汗とか拭かないといけないよね」

小鬼「失礼します」

少女「zzz」ヌギヌギ

小鬼「ッ」カアッ

小鬼(裸を直視できない……っ)

小鬼(けど、やらないと……)



137 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 11:06:32 ID:QFWU/UpI

小鬼「お、終わった…」

少女「んぁっぁ…zzz」ゴロゴロ

小鬼(冷静に考えたらこの家って今僕と少女さんの二人だけか)

小鬼「意識せずに、普通にすごそう……」チラッ

小鬼「……って、夕飯作らないと」トテトテ

少女「zzz」グーグー

小鬼「んー……」ソワソワ

小鬼(目を離していても大丈夫かな)

小鬼「夕飯食べたらもう一度様子見に行こうかな」



138 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 11:13:06 ID:QFWU/UpI

小鬼「……」ジーッ

小鬼(最初会ったときも髪が邪魔で性別分からなかった)

小鬼「……気になる」ズイッ

少女「…zzz…」

小鬼「寝込みを襲うようで申し訳ないけど…」サワッ

少女「………!」ピクンッ

小鬼「……?」ピタッ

少女「………」

小鬼「起きたのかと思ったけど……違ったのかな?」サラッ

小鬼「うん。髪で隠れてて分からなかったけど、こうしてみると」

小鬼「綺麗な人……美人さんだね。何歳くらいだろ? 僕より年上みたいだし」

小鬼「妖狐さんとはまた違ったタイプ」

小鬼「」ウツラウツラ

小鬼「……そろそろ僕も寝ようかな」



139 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 18:41:49 ID:QFWU/UpI

小鬼「おやすみなs」

小鬼「あ、そうだった。妖狐さんはいないや」

小鬼「………今日は帰ってこなかったんだ」

小鬼「会えないと寂しい」シュンッ

小鬼「………zzz」クークー

少女「…zzz」

少女「zzz……」

少女「………」ムクリッ

小鬼「」グーグー

少女「」ニヤッ



140 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 18:46:05 ID:QFWU/UpI

少女「……」ズイッ

小鬼「……妖狐さん…zzz」

少女「」フーッフーッ

少女「」首ツカミ

少女「」ギリギリ



妖狐「何をしているのかしら?」

少女「……!?」

妖狐「目を離すとすぐにコレとはね……まさかとは思ったけど」

妖狐「命の恩人を殺そうとするなんて」

少女「……命の恩人?」キッ

妖狐「えぇ」



141 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 18:55:03 ID:QFWU/UpI

妖狐「そうよ。その子はあなたの命の恩人。……ねぇ犯罪者さん?」

少女「!?」

妖狐「あら、やっぱり鎌かけて正解ね」

少女「……ッ!」

妖狐「人界を覗き込んでみたら殺人を犯した元服前の女が逃走中……
   人相書きをどう見ても、あなたそっくり」

少女「……どう、したい」カタカタッ

妖狐「んー私としてはあなたなんて邪魔なわけなの」

妖狐「今すぐにでもいなくなってほしい」

妖狐「あなたも気づいているでしょ?」

妖狐「私たちがどういう部類の生き物なのかを」

少女「………」

妖狐「沈黙もまた答えよ」



142 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 19:04:05 ID:QFWU/UpI

妖狐「で、あなたをどうするかって話だけど……」

少女「………」ビクッ

妖狐「私の可愛い可愛い小鬼を殺そうと首を絞めたよね?さっき」

少女「!」ギクッ

妖狐「それは許されざる行為、今にでもあなたを殺してあげてもいいのよ?」ニコッ

少女(……)

少女(殺気って、目にみえるものだっけ…)汗タラッ

妖狐「でもね、小鬼に感謝しなさいよ?」

少女「……え?」

妖狐「小鬼があなたの命を拾ったの。言うなればあなたは小鬼の所有物に相違ないの」

少女「……所有物?」

妖狐「そう。あなたが今生きているのも全て小鬼のおかげ……言っている意味分かってるぅ?」

少女「………っ」コクコク

妖狐「そう。良かった。この言葉を理解できるおつむに感謝なさいな」

妖狐「私はもう行くけど」



143 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 19:09:17 ID:QFWU/UpI

妖狐「力を使いすきだせいかしら……」ボソッ

妖狐「とにかく、忠告よ」

妖狐「次小鬼を殺そうとしたら……嬲ってあげる」

妖狐「言ってる意味わかるぅ?」

妖狐「死んだ方がマシだって思わせてあげるからね」サラッ

少女「……!」ビクッ

妖狐「」タッタッタッ

少女「……行った」ハァ

少女「」チラッ

小鬼「zzz…」

少女「命の恩人」

少女「………私はこの子の所有物」

少女「………」トサッ



少女「……zzz」グーグー



145 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 22:45:33 ID:QFWU/UpI



小鬼「はじめましてっ」

少女「……はじめまして」

小鬼「小鬼といいます」

少女「私は……」

少女「………少女」

小鬼「え?」

少女「ずっと少女…………って呼んでくれてた」

少女「もう……少女でいい」

小鬼「えーっと……じゃあ少女さん」

少女「ん」コクッ

少女「私は君の所有物………なんだってさ」

小鬼「………はぇ?」ポカーンッ

少女「だから許可なく君から離れないから」

少女「持ち主さん」



146 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 22:50:22 ID:QFWU/UpI

小鬼「いただきます」

少女「……食べてもいいのか?」

小鬼「食べて下さい、あなたの分ですから」モグモグ

少女「………いただきます」モグモグ



少女「服を着替えても良いか?」

小鬼「着替えはそこにありますので」

少女「ん」ヌギヌギ

小鬼「ちょ、僕の目の前で着替えなくても…」

少女「許可無しに離れられない」ヌギップルンッ

小鬼「!!」カアッ

小鬼「別の部屋で着替えて下さい!」

少女「ん」トテトテ



147 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 23:16:26 ID:QFWU/UpI

少女「あの」内股スリスリ

小鬼「どうしたんですか?」

小鬼「苦しそうですけど」

少女「許可を欲しい」スリスリ

小鬼「何の許可ですか?」

少女「トイレ」モジモジ

少女「そろそろやばい」ギュッ

小鬼「すぐに行ってきて下さい!」

少女「ん」ヌギッ

小鬼「違うっ!」

少女「え」カシゲッ

小鬼「トイレで!」

少女「どこ」

小鬼「こっちですっ!」



148 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/05(日) 23:31:03 ID:QFWU/UpI

小鬼「薬草摘みの時は家で待っていてくれれば…」

少女「嫌」

少女「君は私の所有物」

少女「道具はすぐ傍にあるべき」

小鬼「?」

小鬼「少女さんは道具なんかじゃないですよ?」

小鬼「女の子じゃないですか」

少女「ううん」

少女「私は道具」

小鬼「もう、いいですよ…」

小鬼(ここらへんはゆっくり変えていけばいいか)



149 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 00:01:56 ID:WE0uQ8bc

少女「あ……ウサギ」

小鬼「もうどこかへ行きましたね」

少女「……」キラッ

小鬼「どうしたんですか?」

少女「追う。………離れる許可を」

小鬼「良いですよ?」

少女「ん」ダッ

小鬼「……?」

小鬼(ウサギでも捕まえて飼うのかな?)

小鬼「しばらく待とっ」



150 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 00:11:37 ID:WE0uQ8bc

小鬼「あ」

小鬼「帰ってきたんです……ね!?」

少女「ウサギ………取った」ドヤッ

ウサギ「キュウッ……」チーンッ

小鬼「ウサギ死んでますよ……?」

少女「?」

少女「食べる」

小鬼「ウサギをですか?」

少女「ん」コクリッ

少女「食べる?」スイッ

小鬼「いいですいいです!」

少女「んー……」

少女「美味しいのに」ポイッ

小鬼(ウサギを食べるなんて……聞いたことがないよ)

少女(ウサギ……駄目)



151 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 00:17:39 ID:WE0uQ8bc

夕方

小鬼「ただいまー」

少女「ただいま」

小鬼「ご飯作るから…」トテトテ

少女「ん」トテトテ

小鬼「少女さんは待っておいて下さい」

少女「分かった」スタッ

小鬼「……何だかやりづらい」

妖狐「大変?」ヒョコッ

小鬼「わっ!?」

小鬼「妖狐さん、帰ってたんですね…」

妖狐「御邪魔だったかしら?」ムスッ

小鬼「いえ、むしろ居てくれた方がありがたいです」ホッ

妖狐「嬉しいわ?」ニコニコ



152 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 00:21:09 ID:WE0uQ8bc

妖狐「いただきます」

小鬼「いただきます」

少女「……食べても?」

妖狐「いいわよ?」モグモグ

少女「あなたには聞いてません」プイッ

妖狐「ん、んんーっ?」ピクッ

少女「食べても……よろしいですか?」

小鬼「どうぞどうぞ?」ニコッ

妖狐「…………」ムーッ

小鬼(お二人とも喧嘩しないといいけど…)ハァッ



153 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 00:26:07 ID:WE0uQ8bc

妖狐「小鬼?」

小鬼「はい?」

妖狐「あの女に手を出したら怒るからね?」ヒソヒソ

小鬼「て、手なんか出しませんよっ」ヒソヒソ

妖狐「んー、約束してくれる?」ヒソヒソ

小鬼「約束しますよっ!」

妖狐「……ならいいんだけどね」シュンッ

小鬼「もしかして今日も泊まらずに……」

妖狐「えぇ、帰るわよ?」

妖狐「だから確認したかったの」

小鬼「今日もですか」シュンッ

小鬼「最近、調子が悪そうですけど……」

小鬼「妖狐さん、大丈夫ですよね?」

妖狐「……」

妖狐「大丈夫よ?」



156 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 00:37:51 ID:WE0uQ8bc

小鬼(少女さんと二人っきり)

小鬼(何だか……苦手)

小鬼「悪い人じゃないと思うけど……」ムッ

少女「?」コロコロ

小鬼「……」

少女「……」コロコロ

小鬼「……」

少女「……」ゴロンッ

小鬼「……そろそろ寝ますか」

少女「ん」コクリ



157 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 00:41:12 ID:WE0uQ8bc

少女「寝る前に」

小鬼「前に?」

少女「……ぅーっ」カァッ

小鬼「?」

少女「……えぃっ」オシタオシ

小鬼「!?」タオサレ

小鬼(なんだろ既視感が…)

小鬼「!?」

少女「すぐ……終わる」サワサワ

小鬼「ちょ、はっ、えっ、ええっ!?」



158 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 00:48:59 ID:WE0uQ8bc

少女「……服、邪魔」下ヌガシ

小鬼「や、止めて……!?」

少女「?」

少女「すぐ……終わる」ズラシズラシ

小鬼「なっ、何がっ!!?」

少女「夜伽」

小鬼「よか?」キョトンッ

少女「あの女……君にしてたこと」

少女「必要なら……私もする」

小鬼「……してたこと?」

小鬼「!?」ドキッ

小鬼「見ていたんですかっ!?」

少女「……………ん」カアアアッ



159 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 00:54:06 ID:WE0uQ8bc

少女(恥ずかしい……)

少女(他には……)

少女「ん」チュッ

小鬼「!?」

少女「実は………初めて」

少女「緊張する」

小鬼「だから……んむっ!?」チュッ

少女「………ん」チュゥ

小鬼「少女さ、ん、んっ、ん…」チュッパッ

少女「不思議」チュッ

少女「君となら悪くない」チュゥッ

小鬼(このままだと、流される……っ)



160 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 00:58:48 ID:WE0uQ8bc

小鬼「っ……!」ガシッ

少女「………ぷはっ」

少女「どうしたの」

小鬼「少女さん、駄目です……こういうことは」

少女「?」

少女「あの女はしてたよ?」

小鬼「妖狐さんは、その……別です」

少女「?」

小鬼「それにこういうことは……少女さん」

小鬼「好きな人とやるべきで……」

少女「好きな人?」

少女「いない……私は君の所有物」

少女「好きな人なんていらない」

少女「ただ、君に尽くしたい」



161 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 01:03:22 ID:WE0uQ8bc

少女「………駄目?」ジッ

小鬼「駄目です駄目です……それに僕はえっちなことは苦手です」シュンッ

少女「……そう?」

少女「でも……ここは正直」ニギッ

小鬼「ぁうっ……だ、駄目ですっ!」

少女「……。」

少女「……分かった」コクッ

小鬼「良かった……寝ますよ?」

少女「……寝ていいn」

小鬼「構いませんよ!」

少女「分かった」



162 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 01:10:52 ID:WE0uQ8bc

小鬼「」グーグー

少女「……」

<回想>

「何で遠い親戚の子なんて引き受けたのか……見ろよ、あの真紅の瞳」
「悪魔の子め………っ!」

「邪魔ばっかりして」
「あっちにでも行ってろ」
「お前なんて生まれてこなければ良かった」
「遊郭にでも売り飛ばしてやろうか」
「いてもいなくても一緒なんだよ」


「そういえば、最近お前やらしくなってきたよな」
「夜、ちょっと俺の寝床に来いよ」
「来たらお前の優遇考えてやるよ」
「ほらっ、一緒に気持ちよくなろうぜ?悪いようには」
「まだ触っただけじゃねぇか……ひっ」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁっ、腕がぁぁぁぁ」
「よくも、よくもぉぉぉぉ」



「……お前なんて死ねば良かったのに」



163 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 01:16:09 ID:WE0uQ8bc

「お前、まさか噂の真紅の……っ!」
「ぎゃあああああっ!」グシャッ


「悪魔の申し子めっ!」
「来るな、寄るなっ!汚らわしい!」
「ぷぎゃぁぁぁぁぁぁっ」メキメキッ


「へへっ、ねぇちゃん良いからだして…る、な」
「ぎぃやっ!このアマ…っ、俺の指をっ!」
「ひでぶっ…」プチッ


「………お前が例の真紅か」
「随分と殺したそうだな」
「罪人にはしかるべく罪を」
「ここでお前の人生は行き止まりだ」
「………その傷ならもうどこへ逃げても死ぬだろうに」
「あばよ」

<回想終了>



164 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 01:19:09 ID:WE0uQ8bc

少女「ぅ………っ」

少女「……」チラッ

小鬼「zzz」

少女「一緒に寝たい」

少女「………駄目?」

小鬼「zzz」

小鬼「んっ………」コクッ

少女「………」ノソノソ

少女「あったかい…」ギュッ

少女「…………」

少女「……」

少女「zzz」グゥグゥ



168 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 12:12:25 ID:WE0uQ8bc



小鬼「おはようございまs」

小鬼「……」

小鬼「いつのまに僕の布団に?」

少女「」ガシッ

小鬼「……離れない」

小鬼「僕が許可しないと入ってこないと思ってたけど…」

小鬼「もしかして良いこと?」

小鬼(これは喜んで良いのかなー)

少女「」スヤスヤ



169 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 12:21:15 ID:WE0uQ8bc

小鬼「」モグモグ

少女「」モクモク

少女「肉……いらない?」

小鬼「肉、とはなんですか?」

少女「肉は………肉」

小鬼「?」

少女「む」

少女「取ってくる」

少女「許可を」

小鬼「無茶さえしなけれb」

少女「」ビュンッ!

小鬼「って早っ!?」

小鬼「………無茶しないといいけど」



170 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 12:40:25 ID:WE0uQ8bc

小鬼「」薬ヅクリ

小鬼「少女さん、どこまで行ったんだろ?」

小鬼「遅いなぁ……」

小鬼「」ゴリゴリ

小鬼「」パラパラ

小鬼「」ゴリゴリ

小鬼「」チョウゴウ

小鬼「ストックができたら楽だけど…」

小鬼「やっぱりノルマ分と少しの余りで精一杯」ハハ

小鬼「商人さんは後どれくらいかな?」



171 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 12:54:08 ID:WE0uQ8bc

小鬼「後二週間……足らずくらいかな」

小鬼「一月後って言ってたし」

小鬼「……んー」

少女「ただいま」ボロッ

小鬼「少女さんっ!?」アセアセ

少女「鹿を取ってきた」

小鬼「し、鹿っ!?」

鹿「DEATH」キュゥ

小鬼「……角が欲しかったところですけど、乱暴は」

少女「肉……鹿の肉」

小鬼「?」

少女「食べない?」ズイッ

小鬼「あの……肉とは?」

少女「………」

少女(鹿………駄目)トテトテポイッ



172 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 19:21:26 ID:WE0uQ8bc



小鬼「……ほとんど傷が塞がって良かった」包帯トリ

少女「ん」

小鬼「傷は残らないと良いけど」

少女「残る…?」

小鬼「分からないけど」

小鬼「………」

少女「………」ジッ

小鬼「?」首カシゲッ

少女「………君の肩」

小鬼「?」

少女「噛んだ」

小鬼「あの時?」ズキッ

少女「ごめんなさい」ペコリッ



173 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 19:23:52 ID:WE0uQ8bc

小鬼「……」ンー

小鬼「深い傷でもないし」

少女「……ほんと?」

小鬼「はい」

少女「………見せて下さい」

小鬼「…。」ハァ

小鬼「駄目ですよ」

少女「どうして?」

小鬼「見せたくない……ので」



174 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 19:27:58 ID:WE0uQ8bc

少女「……ん」ヒュッ

小鬼(………速い!?)

少女「……」グイッ

小鬼「……ぁう」ジワッ

少女「何……これ」

少女「……酷い」

少女「私の……せい?」

小鬼「気にしなくていいです」

小鬼「……そんなに痛くないので」

少女「嘘」

小鬼「……大丈夫です」ニパーッ

少女「………っ」



175 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 19:56:10 ID:WE0uQ8bc

小鬼「zzz」グーグー

少女「……」スヤスヤ

少女「……」

少女「……」ムクッ

少女「………誰」



妖狐「気づいてたんだ?」

少女「……」

妖狐「やっぱり私我慢できない方でね」クイクイ

妖狐「ちょっとツラ貸しなさいな」ニコッ



176 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 20:01:22 ID:WE0uQ8bc

妖狐「良い半月の日ね……」

妖狐「そう思わない?」ニコニコ

少女「要件………は」

妖狐「あら、気が利くわね」

妖狐「んー、ちょっと歯止めかな?」

妖狐「私の持ち物にちょっかいかける間女を躾ないとねー」

少女「間女?」ピクッ

妖狐「そう」

妖狐「単刀直入に言うわ」

妖狐「あなたのことよ」

少女「………ッ」

妖狐「やっぱり小鬼には嘘言って、処置が間に合わずに殺せば良かったわね」



妖狐「【「……お前なんて死ねば良かったのに」】」



177 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 20:07:49 ID:WE0uQ8bc

少女「………れ」ボソッ

妖狐「小鬼は私の大切な人よ」

妖狐「所有物の意味を履き違えて小鬼にベタベタ」

妖狐「人界で奴隷のような生活」

妖狐「もしくは人の輪から外れて生きていたのかな?」ケタケタ

少女「………れ、……れっ!」ブツブツ

妖狐「誰かの中古だからって、今まで自分には無かった愛情を」

妖狐「人並みたいに小鬼から注いで貰えるとでも思ったの?」ケタケタケタ

少女「だ………れっ!」ブツブツ

妖狐「ん?」



少女「黙れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」



178 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 20:11:01 ID:WE0uQ8bc

妖狐「やっと本性でてきたわね」

妖狐「その小刀でどうする気かしら」

少女「」ギンッ

妖狐「私を殺すつもりかしら」

妖狐「ふーん………じゃあ、正当防衛よね」

妖狐「あなたを殺しても」

少女「」フーッフーッ

妖狐(小鬼、あなたには悪いけど……)

妖狐(この女、好きにはなれないわ)



小鬼「………少女さん?」ムクリッ



179 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 20:15:05 ID:WE0uQ8bc

妖狐(見たこともない妖術に対してこの反応)

妖狐(しかも、この暗闇で夜目も利く)

妖狐(何より俊敏)

妖狐(たくさんの人を殺してきた経験というのも嘘ではなさそうね)

妖狐(それでも……)

妖狐「息が上がって来てるわよ?!」札ナゲツケッ

少女「!」ボォォォッ

妖狐「怯んだ…!もらっ……!」



小鬼「やめて下さい!」

妖狐「!?」ビクッ

少女「!?」ピクッ



180 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 20:21:43 ID:WE0uQ8bc

小鬼「これは………?何ですか?」

妖狐「………」

少女「………」

小鬼「妖狐さん、答えて下さい!」ウルッ

妖狐「……その女から聞きなさいな」プイッ

小鬼「………っ」

妖狐「私帰るわ、あなたが来るのは想定内だけど邪魔されるのは計算外」

小鬼「それはどういうことですか?」

妖狐「どうとでもとってくれればいいわ」

小鬼「………。」

妖狐「……小鬼?」

小鬼「………はい」

妖狐「後二週間足らずよ」

妖狐「満月の日の夜に私の家に来なさい、約束を果たしてもらうわ」



181 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 20:25:29 ID:WE0uQ8bc

妖狐「私は自宅にしばらく籠もるから」

妖狐「あ……でも、小鬼の意志を尊重するわ」

妖狐「来ても来なくても」

妖狐「どっちでもいい」

妖狐「あなたの意志が一番大事だからね」

妖狐「………じゃあね」



小鬼「……少女さん?」

少女「」ギュッ

小鬼「………帰りますよ」



182 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 20:31:14 ID:WE0uQ8bc

少女「………」トボトボ

小鬼「少女さん?」

少女「ん」

小鬼「……大丈夫ですか?」

少女「ん……大丈夫」カタカタ

小鬼「震えてますよ」

少女「……! これは、違っ…」カタカタ

小鬼「……」

小鬼「………」ギュッ

少女「………あ」

小鬼「……」ギュゥッ

少女「………や」ワタワタ

小鬼「……」ギュッ



183 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 20:32:34 ID:WE0uQ8bc

少女「……ん」ワタ…

小鬼「………」ギュッ

少女「……」

少女「ん」ムギュッ



小鬼「……落ち着きましたか?」

少女「…………んっ」コクリッ

小鬼「良かった」

小鬼「もう遅いですし、早く帰って寝ましょうか」ニコニコ



184 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 20:37:26 ID:WE0uQ8bc

妖狐「………小鬼」

<回想>

小鬼父「今度、子供が生まれるんだ」

妖狐「え………」

小鬼父「男の子だ、そうだ」

妖狐「そ、そうなの?」

小鬼父「どんな子に育ってくれるか、楽しみだ」ニカッ

妖狐「……」

妖狐「きっとお母さん似よ」

小鬼父「何だとっ!?」

妖狐「きっと礼儀正しくておとなしくて……優しい子よ」

小鬼父「何故、そう決めつける」

妖狐「女の勘よ」ドヤッ

小鬼父「………むぅ」

小鬼父「妖狐、お前の勘はよく当たるから困る」



185 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 20:42:52 ID:WE0uQ8bc

妖狐「………え?」

その知らせを聞いたとき、私は心底驚いた


世界が変わってしまったのだから、一夜にして


今まで平気そうに笑っていたあの夫妻が死んでしまった


まだ6歳にも満たない小鬼を置いて死んでしまった


死因は嵐に巻き込まれて


夫妻に世話になっていた商人がぐちゃぐちゃになった二人の死体を


私の元に届けに来てくれた


それは酷いものだった、顔すら分からなくなっていた



186 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 20:50:15 ID:WE0uQ8bc

もしかしたら二人はまだ生きてるんじゃないかと思ってしまった


けれど目の前に横たわっていた二人の死体は


誰の目が見ても明らかで明確で確実にあの夫妻の死を決定づけていた


私は泣き崩れてしまった、もう泣かないと決めていたのに


貴方があの女を選んだ日からもう随分と泣いてなかったのに


私はどうすればいいのかしばらく分からなかった


もう私が生きる意味も希望も消えつつあった


どうせ苦しむくらいなら――そう考えていた


小鬼「………ぉかあしゃん?」


小鬼、あなたと出会い一緒に生活するまでは

<回想終了>



188 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 20:57:39 ID:WE0uQ8bc

昼 森

小鬼(……明日が満月か)トテトテ

少女「君」トテトテ

小鬼「はい?」トコトコ

少女「どこへ……向かう」トテトテ

小鬼「……妖狐さんの家です」

少女「…!」

小鬼「もう少し先に行けば着きます」トコトコ

少女「………明日」

小鬼「?」

少女「満月の日」

小鬼「………ああ」

小鬼「そうですね」



189 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:01:17 ID:WE0uQ8bc

少女「……ッ!」

小鬼「時間の流れは早い……と妖狐さんは言ってましたけど。今なら……よく分かる」

少女「……駄目」

小鬼「え?」

少女「君………行っちゃ駄目…?」裾ギュッ

小鬼「……」

小鬼「……分からないです」

少女「……どうして!」

少女「……行っちゃ駄目」

小鬼「まだ行くか決めてないです」

少女「……!」パァッ

小鬼「もしかしたら行くかも……」

少女「」ビクッ



190 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:04:54 ID:WE0uQ8bc

小鬼「まだ決めてないんです」

少女「……」

小鬼「……だから」

小鬼「分からないです」

少女「………ん」コクッ

小鬼「………」トコトコ



小鬼「あ、着きましたね」

少女「大きい………?」ミアゲ

小鬼「とても大きいです」

小鬼「ちょっと行ってきます」

少女「………ついてく」

小鬼「駄目です」

少女「………ん」コクッ

小鬼(……今日はすんなりいったかな?)



191 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:08:15 ID:WE0uQ8bc

小鬼「………」ガチャッ

小鬼「いつ来ても……本当に広いや」キョロキョロ

「誰ですか」

小鬼「!?」

「ここをどことお思いですかっ!?」

小鬼「………って式神さん」

式神「……あれ、小鬼君ですか」

式神「ようこそおいでに」

式神「どうしたんですか? 明日、来ると聞いてますが」

小鬼「はい、そうですが……これを」

式神「いなり寿司……ですか?」

小鬼「妖狐さん、弱ってる……と思って」

式神「………察していたんですか」



192 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:10:43 ID:WE0uQ8bc

小鬼「最後に会ったときも苦しそうでした」

式神「……」

式神「……このいなり寿司は私が渡しておきます」

小鬼「……っ」

式神「お引き取り下さい」

小鬼「……分かりました」

式神「それと」

小鬼「…?」

式神「……明日の夜は嵐かもしれませんので」

式神「気をつけて来て下さい」

小鬼「……分かりました」

式神「よろしい」



193 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:12:37 ID:WE0uQ8bc

小鬼「……ふぅ」ガチャ

小鬼「明日に備えて……さっさと帰ろうかな」

小鬼「」ピタッ

小鬼「……少女さん?」キョロキョロ

小鬼「少女さんっ!?」

小鬼(いないっ……!)

小鬼「どこに行ったんだろ……」

小鬼「少女さんっ!!?」キョロキョロ



194 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:16:43 ID:WE0uQ8bc



小鬼「結局、見つからなかった……」

小鬼「帰っても来てない……」

小鬼「どこに行ったんだろ…」

小鬼「うぅ……っ」

小鬼「明日は嵐かもしれないのに」

小鬼「……」

小鬼「探しに……」

小鬼「いや、でも入れ違いになったら駄目だし」

小鬼「うぅ……ぅぅぅぅっ」

小鬼(少女さん……っ)



195 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:19:54 ID:WE0uQ8bc

満月(約束)の日 昼

小鬼「」ビュゥゥゥゥゥッ

小鬼「風がきつくなってきたや」

小鬼(結局、少女さんは昨日帰ってこなかった……)

小鬼(どこへ行っちゃったんだろ…)



少女「ただいま」

小鬼「!?」ビクッ



196 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:23:05 ID:WE0uQ8bc

小鬼「今までどこに……」

少女「……狐狩り」ニヤニヤ

小鬼「……え?」

少女「てこずった」

小鬼「?」

少女「もう安心」

小鬼「え?」

少女「あの女は死んだ」ゴロンッ

小鬼「………」

小鬼「!!?」アトズサリッ

小鬼「よよよよ、よう、ようようこざんの………」



小鬼「くくく、首………っ!?」

少女「」クスクスッ



197 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:26:23 ID:WE0uQ8bc

少女「安心して……いい」

少女「もう何も」

少女「誰にも邪魔されない」

少女「……私と君だけ」スルッ

小鬼「は、わわっ……」ガタッズルッ

少女「ふふっ……」

小鬼「いゃっ……そんなっ、嘘……嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘」

少女「……」

少女「本当のことよ」

小鬼「少女さんは、そんなことする人じゃない……っ」



198 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:28:32 ID:WE0uQ8bc

少女「」クスッ

少女「君はなぁんにも知らない」



少女「私がどういう人物であったのか」

少女「私がどういう人生を送ってきたのか」

少女「私がどういう環境に身を置いてたのか」

少女「私はね――」



199 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:31:18 ID:WE0uQ8bc




商人「おい、小鬼大丈夫かっ!?」

小鬼「………!?」ガバッ

小鬼「え、あ、はれ……?」キョロキョロ

小鬼(夢………良かった)ホッ

商人「だいぶうなされてたけど、大丈夫か?」

小鬼「あ、はい……」

商人「あー……昨日寝てなかったろ?目の下のクマがすげぇぞ」

小鬼「………」

小鬼「人を待っていたので」

商人「妖狐……だっけ?」

小鬼「いえ……少女さんです」



200 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:33:46 ID:WE0uQ8bc

商人「少女?」

小鬼「……東の森で倒れていたのを助けたんです」

小鬼「僕より少し年上の女の子で」

小鬼「ちょうど一ヶ月前に」

小鬼「一緒に生活してたんですけど……」

小鬼「昨日、突然いなくなって」

小鬼「ずっと待ってたんですけど、帰ってこなくて」

商人「ふーんっ………それで夜更かししたのか」

小鬼「……」

小鬼「はい」



201 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:36:56 ID:WE0uQ8bc

商人「嵐が近いってのに…」

商人「そいつ命落とすぞ」クワッ

小鬼「………!」ブワッ

商人(やべっ………「嵐」は禁句だったっけ)

小鬼「う、…ぅぅぅっ…ぅっ」グスッ

商人「!」ギョッ

商人「お、男が泣くな! 小鬼、男の子だろっ!?」

小鬼「で、でも……っ!」

商人「その……えーっと、少女さんだっけか!?」

商人「一緒に探してやっから!」

小鬼「……!」パァッ

小鬼「ほんとですか?」

商人「おうよっ」



202 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:40:36 ID:WE0uQ8bc

小鬼「じょうにん、ざんっ……」グスグスッ

商人「だから、いつまでもメソメソすんな?な?」

商人(あの女狐に俺が殺されるっ……!)

小鬼「ばぁ、い……」ズズッ

商人「それで……どんな特徴なんだ? 分かりやすい特徴を言ってくれないか?」

小鬼「僕より身長高くて、美人で、あと……真紅の瞳です」

商人「」ピクッ

商人「………真紅の瞳だぁ?」

小鬼「え?」

商人「おい、坊主」

小鬼「……?」

商人「そいつはな――」



203 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:45:48 ID:WE0uQ8bc

商人「……その前に」

小鬼「?」

商人「小鬼、その少女ちゃんはどんな娘だった?」

小鬼「?」

商人「もし、その少女ちゃんが今まで平気で人を殺してきたような」

商人「残忍なヤツって言ったらお前、どう思う?」

小鬼「……!」

小鬼「そんなの信じられません!」

小鬼「とてもそんな風には……」

商人「………そうか」

商人「前に忠告した時の気をつけろは、その少女ちゃんに対してのものだったんだ」

小鬼「……!」



204 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 21:50:55 ID:WE0uQ8bc

商人【山で誰か見たら、注意しろよ】

小鬼「………っ」

商人「あいつの本性を言ってやろう、小鬼」

小鬼「本性?」

商人「いや、本質と言うべきだな。少し難しいお話だ。お前も鬼だよ、種族的に」

商人「でもな、人間にも鬼はいるんだ」

小鬼「え?」

商人「知らなかったろ?」

商人「種族的にじゃなくて」

商人「いるんだよ、畏怖の念を込めて少女ちゃんを指さしてな」

小鬼「……?」

商人「人が人を殺し続けるとな、こう言われるんだ」

商人「殺人“鬼”ってな」



205 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 22:02:33 ID:WE0uQ8bc

夜 家(小鬼)

小鬼「もう、夜だ」アセアセ

小鬼「嵐は強くなってきたし……」ビュウービュウー

小鬼「……妖狐さんのところに行くか、どうしよっ」

小鬼「……少女さん、どこ行ったんだろ」

小鬼「………」

少女【君はなぁんにも知らない】

小鬼「………ッ」ザワッ

商人【殺人“鬼”ってな】

小鬼「……違う」フルフル

小鬼「僕は……そんな風に見てないし」



206 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 22:05:13 ID:WE0uQ8bc

小鬼「でも、商人さんが嘘言うわけ無いし……」

小鬼「ぅぅぅっ」ギリギリ

小鬼「僕は………僕は」

小鬼「これからどんな風に少女さんを見れるんだろうか」

小鬼「………人を何人も殺したなんて」

小鬼「妖狐さんっ」



妖狐【良い男は細かいことは気にしない】


小鬼「そうだ、………そうだよ」

小鬼「少女さんが、どんな人であるかは僕自身が一番知ってるんだ」



207 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 22:08:17 ID:WE0uQ8bc

小鬼「この一ヶ月で見てきた少女さんが全て」


小鬼「過去にどんな事をしていようとも……」


小鬼「僕は気にしない」


小鬼「少女さんは優しくて美人で許可をいつも求めてきた」


小鬼「ただ、それだけ」


小鬼「殺人鬼だろうが何だろうが……」


小鬼「少女さんは少女さんで……」


小鬼「少女さんなんだ、僕の見方は変わらないんだ」



208 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 22:13:07 ID:WE0uQ8bc

妖狐の家の道 嵐 夜

少女「………」ビュゥッビュゥッ

少女「馬鹿」

少女「やっぱり来た」ピクッ

小鬼「……少女さん」

小鬼「こんばんは」

少女「こんばんは」

小鬼「……」

少女「……」

小鬼「商人さんって人から………少女さんの話を聞いたよ?」

少女「!?」ドキリッ

少女「え、……ぇっ?」

少女(え、……嘘。…誰誰誰……商人?)



209 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 22:23:22 ID:WE0uQ8bc

少女「………そう」

小鬼「でも、僕はそんなことで見方は変わらない」

少女「」ドクンッ

少女「へ?」

小鬼「少女さんは少女さんで少女さんなんだよ?」

小鬼「人界では殺人鬼だろうが何だろうが」

小鬼「僕は知らない」

小鬼「今ここにいる世界では少女さんはただの少女さん」

小鬼「そう答えを出しました」

少女「…………っ」

少女(拒絶………されたんじゃない?)



210 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 22:26:47 ID:WE0uQ8bc

小鬼「だから」

少女「………ぁ」

少女(今まで、拒絶………しかなかった)

少女(私を………受け入れてくれる人ができた)

少女(???)

少女(すごく嬉しい………)

少女「」カァァァッ

小鬼「だから、少女さん?」



小鬼「妖狐さんを殺しにいっちゃ駄目だよ?」ニコッ

少女「!?」小刀ニギリシメ



211 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 22:30:34 ID:WE0uQ8bc

少女「え……や……」ギクリッ

小鬼「………小刀を捨てて下さい」

少女「や……嫌……」ギリギリ

小鬼「お願いです」

少女「やだ………ヤダッ」ギリリリリッ

小鬼「何故ですか」

少女「………から」ポタッ

小鬼「え?」

少女「狐の元へ………行く、よねっ!?」

少女「君が取られる………あの狐に」ポタポタッ



212 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 22:32:57 ID:WE0uQ8bc

少女「………嫌」


少女「私の場所」


少女「やっと………」


少女「受け入れてくれた」


少女「ずっと………」


少女「……ずっと探してた」


少女「拒絶しない人を」


少女「死にたかった」


少女「もう良かった」


少女「けど」



213 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 22:36:24 ID:WE0uQ8bc

少女「君が」


少女「助けてくれた」


少女「もう良かったのに」


少女「………けど、居場所を与えてくれた」


少女「拒絶しなかった」


少女「優しかった」


少女「私、嬉しかった」


少女「ずっと、君の隣………良かった」


少女「でも、………その隣に座っているのは私じゃない!」



214 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 22:39:38 ID:WE0uQ8bc

妖狐【人を助けることには責任がつきまとってくるの】

妖狐【あなたはこの人を助けた、という事実だけが残る。これは変わらないし変えられない。
   今助けた人は死にたがっていたのに助けた、これも大事よ。本人の意志を尊重できてない。
   苦しかった世界からの解放を自殺によって行い死にかけていたのを邪魔した】

妖狐【小鬼が一方的に助けたい、という気持ちだけじゃ駄目なの。
   そういった助けた側は助けた責任を背負わないといけないの】



小鬼「……今、分かりました」

小鬼「これが僕の責任ですね」スッ

少女「………!」

少女「行っちゃ………駄目!」タチフサガル

小鬼「………少女さん、ごめん」

小鬼「約束なんだ」



215 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 22:53:23 ID:WE0uQ8bc

小鬼「………」スタスタスタ…

少女「あ、待っ……!」ピタッ

小鬼「………」スタスタスタ……

少女「ぅ、ぅぅぅっ」グスッ

少女「………」グスグスッ

少女「小鬼……」グスッ



商人「」ザッ

少女「!?」ビクッ



216 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 22:58:20 ID:WE0uQ8bc

商人「生きていたか」

少女「!?」

少女「あ、あぁぁぁぁっ………!」

商人「……ふんっ、顔を思い出してくれたか」

商人「いやーっ、死体が見つからなくて焦った」

商人「ふむ……?」

少女「………ぅぅぅっ、殺せ…」

商人「どうやら、もう生きる希望も無くしたか」

商人「やっぱり、鬼は二人もいらんな」

商人「一人くらいの方が良いもんさ」

商人「向こうは善い鬼だからな」

商人「悪くて罪深い鬼には……いや、罪人か」



商人「罪人にはしかるべく罪を」グシャッ



217 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 23:06:01 ID:WE0uQ8bc

小鬼「妖狐さんっ……?」

小鬼「どこ、ですか?」

妖狐「ふふっ、どーこだ?」

小鬼「妖狐さん!」ダッ

妖狐「……一発で見つけてくれるなんてね」ナデナデ

小鬼「……えへへっ?」ウキウキ

妖狐「あの子を選ばなくて良かったの?」

小鬼「……約束は果たさない、と」

妖狐「……そう」

小鬼「それに……妖狐さん?」

妖狐「なぁーに?」



小鬼「……僕の顔や声、体を覚えてる?」



218 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 23:14:44 ID:WE0uQ8bc

妖狐「………」

妖狐「………半々ってとこかな?」ニヤッ

小鬼「やっぱり」

妖狐「ふふっ、……にしてもどうして気づいたの?」

妖狐「頑張って隠してたんだけどなー」

小鬼「あの時くらいから……ですかね」


妖狐【忘れっぽいから】


小鬼「って言っていた辺りから」

妖狐「でも、それだけじゃ気づかないわよね?」

小鬼「確定的な理由はありましたけどね」

妖狐「ふーん、それは何かな?名探偵小鬼君?」



219 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 23:26:08 ID:WE0uQ8bc

小鬼「二つあります。一つは軽い理由です……」

小鬼「妖狐さんは僕に“遠見”しか妖術を使ったことがなかったのに」

小鬼「あの時に僕は」

小鬼【その妖術で色々されましたから】

妖狐【あら、そうだったかしら】ニコッ

小鬼「と言いましたねいつもなら
  【“遠見”しか使ったことないのに】といつものおきまりではなかった」

妖狐「……ふーん」

妖狐「でも、それじゃあ全然理由にならないわよ」

妖狐「私の症状を勘で勝手に言い当てられた、だけじゃない」ムスッ

小鬼「だからそれは疑いで済むはずでした」

小鬼「問題は二つ目です」



220 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 23:29:46 ID:WE0uQ8bc

小鬼「半月の夜に言ってくれました」

妖狐【満月の日の夜に私の家に来なさい、約束を果たしてもらうわ】

妖狐【私は自宅にしばらく籠もるから】

小鬼「違和感です」

妖狐「どうして?違和感が出るの?」

小鬼「妖狐さんは家が二つあるのに、あたかも小屋は自宅の候補から除外されていた」

小鬼「どうして、ですか?」

妖狐「二つ?私の自宅はここよ?」

小鬼「いいえ」



小鬼「あの小屋は昔からずっと妖狐さんの家ですよ?」



221 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 23:35:07 ID:WE0uQ8bc

小鬼「満月の夜に……自宅で待つなんて何だか変です」

小鬼「どっちの自宅?」

小鬼「賢い妖狐さんならどっちの家と指定するはずだし」

小鬼「だから妖狐さんはやっぱり」

小鬼「忘れてはじめているんだな、って思いました」

小鬼「……どう、ですか?」

妖狐「……さすが、私の小鬼ね?」ニコニコ



222 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 23:43:22 ID:WE0uQ8bc

妖狐「………小鬼?」

小鬼「はい」

妖狐「成長したね」

小鬼「……はい?」

妖狐「6歳くらいから今までずっと一緒に住んでたけど」

小鬼「はい」

妖狐「今、何歳だっけ?」

小鬼「13歳です」

妖狐「そっか……」

妖狐「もう7年になるのね」



224 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 23:49:53 ID:WE0uQ8bc

妖狐「……おっきくなったね」

小鬼「はい」

妖狐「今だから全部言えるんだけどね」

小鬼「?」

妖狐「私はあなたの父親……小鬼父を愛していたわ」

小鬼「父さんを、ですか?」

妖狐「そう。多分、彼も私を愛してくれた」

妖狐「でも、彼は私じゃなくて……あなたの母親…小鬼母を選んだわ」

妖狐「理由は分かってたんだけどね」

小鬼「……え?」

妖狐「私、実は昔小鬼父に拾われた時に瀕死の傷と共に陰陽師から」

妖狐「変な毒もらっちゃったのよ」

妖狐「治らない傷」



225 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/06(月) 23:53:26 ID:WE0uQ8bc

妖狐「変よね、表面上は治ってるように見えて内臓がずっと痛んでるの」

妖狐「その内臓を治さない限り、私の記憶が少しずつ消えていく呪いもあってね」

妖狐「二重でキリキリ蝕んでくの」

妖狐「えぐい手口よねー」ケタケタ

小鬼「……それで?」

妖狐「あぁ、うん。それでね」

妖狐「小鬼父、その内臓を治すために色々薬を作ってくれたの」

妖狐「拾われたときから私はずっと彼の“患者”よ」

妖狐「彼の信条として“患者”は愛の対象から外れていたみたいね」

妖狐「だから最終的に小鬼母を選んだ、って私は考えてる」

妖狐「今じゃ真相は聞けないけど」

妖狐「でも、ずっと一緒だったし。それくらいは分かったわ」



226 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:01:42 ID:hUZPlTA.

妖狐「で、その時の二重傷が今も私を蝕んでるの」

妖狐「もってあとどれくらいかな」

妖狐「……っていうのが今の現状かな」

小鬼「………っ」

妖狐「でもね」

妖狐「私は幸せよ?」

妖狐「小鬼が来てくれたからね」ウズウズ

小鬼「発情期、でしたっけ?」

妖狐「そう。それは本当。ガチよ」

妖狐「本来は年に一回くらいなんだけど……ね」ハアハア

小鬼「約束ですからね」

小鬼「お供しますよ」



227 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:05:23 ID:hUZPlTA.

妖狐「……大丈夫かなー?」ハァハァ

小鬼「え?」

妖狐「この前の比じゃないわよ?」フゥフゥ

小鬼「いってみないと分からないです」ビクッ

妖狐「イッてみるのは小鬼ばっかりかもしれないけどね」ウズウズ

小鬼「え?」

妖狐「それっ!」オシタオシッ



228 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:09:10 ID:hUZPlTA.

小鬼「んっ」トサッ

妖狐「?」ピクンッ

妖狐「……なかなか素直ね?」ムラムラ

小鬼「覚悟は決めてきましたから」

妖狐「ふーんっ?」ハァハァハァ

小鬼「……決めてきました」

妖狐「……何だか心配ね」ハァ

小鬼「妖狐さん?」

妖狐「なぁに?」

小鬼「愛してます」

妖狐「~~~~~~~ッ///」ドキッドキッ

小鬼「?」

妖狐「今夜は……寝かさないから///」

小鬼「はい」コクリッ



229 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:10:09 ID:hUZPlTA.

妖狐ルート END



230 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:17:12 ID:hUZPlTA.

~エピローグ

「妖狐さん?」

妖狐「なぁに?小鬼ー?」

「……その名前はどうかと」

「元服して成人名がついたのに」

妖狐「あははっ、そうね。今は鬼ね」

妖狐「そっちこそ妖狐さんはやめてくれるかな?」

妖狐「私はあなたの奥さんなのに」

鬼「そうでしたね」ニコッ

「おとうさーんっ?」



231 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:21:43 ID:hUZPlTA.

鬼「どうしたんだい、子鬼?」

子鬼「おとうさんにしゅじゅちゅして欲しい人が来てるヨー」ニコニコ

鬼「手術か……こんな山奥まで頼みに来るなんて」

鬼「また出張かな?」

妖狐「また行った先で角出しちゃ駄目よ?」ケラケラ

鬼「あ、あれは……もうしないよっ!」カァッ

妖狐「ほんとかな~?」ニャリッ

鬼「本当だとも」



鬼(………まさか異国の治療法で助かるなんて妖狐も思ってなかったろうに)



232 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:26:51 ID:hUZPlTA.

鬼(海外の国の中に西洋で発祥した治療法“手術”)

鬼(まさか、刃物で身体の表面を切るなんて)

鬼(最初は信じられなかったけど)

鬼(商人から頼んで読んでいた本に書かれてあって良かった)

鬼(あれを見てなかったら、今こうして自分は“手術”についての技能も)

鬼(妖狐の命も、子を授かることもなかったろうに)

鬼(……本当に良かった)

妖狐「何、ニヤニヤしてるの?」

鬼「え、あ、いやっ!?」



233 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:29:00 ID:hUZPlTA.

妖狐「ほら、さっさと行ってきなさいな」

妖狐「“遠見”であなたの活躍見ておいてあげるから」

子鬼「あげるからーっ」

鬼「分かったよ、早めに帰るから」

妖狐「ふふっ?…浮気したら許さないから」

鬼「できないですよ?“遠見”があるんですから」



234 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:32:32 ID:hUZPlTA.

妖狐「そうだったわね」ニコニコ

鬼「……」ニコッ

妖狐「いってらっしゃい」

鬼「行ってきます」



鬼「おや昨晩の嵐も去ったみたいだ」

鬼「うんうん。今日は……」



             鬼「良い天気ですね」



                          小鬼「良い天気ですね」fin.




236 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:41:26 ID:zdDDC7Ps





237 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 03:17:25 ID:QBwLZBg.

おい少女どうなったんだ



240 名前:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 17:21:49 ID:obWxiFCc

よかった乙





関連記事

ランダム記事(試用版)


けいおん!

小鬼「良い天気ですね」#後編
[ 2012/03/31 11:15 ] ファンタジー | 小鬼 妖狐 | CM(0)

コメント(アンカー機能)
●>>1と半角で書き込むと>>1と記事へのアンカーが生成される。
●*1と半角で書き込むと1とコメントへのアンカーが生成される。
上記の2つのアンカーが有効なのは該当記事のみ。

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

プロフィール
このサイトは、SS深夜VIPで完結したと思われるSSを取り扱っています。
★完結作をまとめるスレ★
色変更
好みのカラーコードをどうぞ

記事の背景色変更



ブーン顔文字色

ユーザータグ

男 女 妹 幼なじみ 男友 女友 兄 姉 織斑一夏 後輩 織斑千冬 ツンデレ 勇者 山田真耶 鹿目まどか ラウラ・ボーデヴィッヒ 篠ノ之箒 セシリア・オルコット 少女 弟 シャルロット・デュノア 美樹さやか 先輩 凰鈴音 篠ノ之束 男妹 ヤンデレ 委員長 暁美ほむら 俺 魔王 巴マミ ドクオ 佐倉杏子 生徒会長 ブーン 男母 母 元気娘 メイド ショボン 助手 アイギス キュゥべえ しぃ ツン ルルーシュ・ランペルージ 幼女 山岸風花 女神 桐条美鶴 岳羽ゆかり 小鬼 忍野忍 妖狐 C.C. キタロー 紅月カレン 幼鬼 女騎士 男父 魔法使い 少年 阿良々木暦 僧侶 生徒副会長 国王 サキュバス 女魔法使い 女戦士 男僧侶 劉備 弟友 所長 関羽 悪魔 孔明 惣流・アスカ・ラングレー 碇シンジ 天使 病院 綾波レイ 女姉 保健教師 体育教師 読書娘 軍オタ 隣人女 女教師 くの一 同僚女 博士 傭兵 志筑仁美 鹿目詢子 隣女 ヴァンパイア グリフォンマスク 騎士 風呂桶 風呂 メリーさん 忍野扇 阿良々木火憐 阿良々木月火 エルキュール・バートン コーデリア・グラウカ マウス 空気清浄機 なでなで アメダス シャーロック・シェリンフォード 雨 千石撫子 羽川翼 王様 大臣 ドラゴンクエストIII 北極 ギルバート・G・P・ギルフォード CO2 ∀ガンダム 遊び人 神原駿河 戦場ヶ原ひたぎ 八九寺真宵 クー 武闘家 DQN 男友妹 エロガキ パンツ 伊藤かな恵 能登麻美子 女友母 月 青年 地球 阿澄佳奈 井口裕香 妹友 女剣士 アルヴィン 如月千早 IDOLM@STER テイルズオブエクシリア 鳥娘 真田明彦 不良 先生 タダクニ ヒデノリ タダクニ妹 ヨシタケ アシタカ エボシ 明智光秀 伊織順平 徳川家康 豊臣秀吉 お嬢様 幽霊少女 譲崎ネロ 木星 女母 従妹 父 ボーイッシュ 漆原るか サンドイッチ 鬼 キモオタ JK サン 引きこもり 副会長 美少女 委員長友 椎名まゆり 牧瀬紅莉栖 太陽 岡部倫太郎 IS BlueGender 魔物 女勇者 双子 輪廻のラグランジェ 橋田至 メガネ 京乃まどか 魔法少女まどか☆マギカ ラン ムギナミ オタク 

amazon
広告4
広告5
広告6